釜山国際映画祭2025での映画企画募集とその意義
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)が、韓国で開催される「釜山国際映画祭」の併設イベント「Asian Contents & Film Market(ACFM)2025」で長編映画企画の募集を行います。この機会は、世界の映画界に向けた重要な足がかりとなるかもしれません。
1. 釜山国際映画祭の概要とACFMの重要性
釜山国際映画祭は、アジアを代表する映画祭の一つとして知られており、その中でもACFMは、映画のセールスや企画マーケットを行う重要な場所です。ここでは、約30の選ばれた映画企画がプレゼンテーションを行い、海外のプロデューサーや出資者との出会いを提供します。
2. VIPOブースでの映画企画ピッチ
2025年9月20日から23日までの期間中、VIPOブース内にはミーティングテーブルが設けられ、映画関係者との個別ミーティングが実施されます。このミーティングでは、自身の映画企画を直接アピールすることができるため、国際共同製作への第一歩を踏むチャンスとなります。
参加の条件
応募に際しては、いくつかの重要な条件があります。まず、映画は長編(60分以上)の劇場向け公開作品であり、プロデューサーと監督が確定していることが求められます。また、製作費が1,000万円以上でなければならず、出資が100%決まっていない段階であることが必要です。さらに、映画の企画が選出されれば、「ACFM」期間中にVIPOブースに参加することも求められます。
3. 応募方法と締切
応募する際は、企画概要やシノプシスなどの書類を提出する必要があります。応募締切は2025年7月18日ですが、選考結果は7月30日に通知される予定です。応募者は現地への渡航費や宿泊費などの必要経費を自己負担する必要がありますが、「ACFM」の出展パスはVIPOが提供します。
4. 最後に
映画という芸術は、時として国境を越えた強いメッセージを発信する力を持っています。このACFMでの機会を活かし、更なる国際的な製作の実現を目指しましょう。興味を持たれた方は、ぜひご応募を検討してみてください。貴重な機会を通じて、自身の作品を世界に広めるチャンスが待っています。