新たな投資ファンド登場
2020-09-29 09:03:13
元メルカリCFOとモルガン・スタンレーが新たな投資ファンド設立へ
長澤啓と村島健介、新たなファンドを設立
元メルカリのCFOである長澤啓氏と、モルガン・スタンレーでのリーダーシップを持つ村島健介氏が、香港の資産運用会社Pleiad Investment Advisorsと提携し、グロース投資ファンド「Minerva Growth Partners」を設立することを発表しました。このファンドは主に日本のレイトステージ未上場スタートアップを対象にしており、150億円規模の投資を目指しています。
新しいファンドの特徴
「Minerva Growth Partners」は、主にインターネットやソフトウェアテクノロジーに特化したスタートアップへのプレIPO投資を行います。長澤氏と村島氏らは、スタートアップ企業が直面する資金調達の課題を背景に、具体的な支援を提供し、企業の成長を目指す考えです。
ファンド設立の背景には、日本におけるスタートアップシーンの現状があります。特にレイトステージ企業にとって、資本政策やIPO準備のサポートが不可欠ですが、欧米に比べて支援してくれる投資家が限られています。今回の取り組みは、その需要に応えるものです。
ファンドの運用企業Pleiad Investment Advisors
Pleiad Investment Advisorsは、香港に拠点を置く独立系資産運用会社です。日本や中国、韓国などのアジア太平洋地域における上場株式の投資を専門としており、質の高い銘柄選択を基にした投資戦略を展開しています。現在、約2,600億円を運用しており、さまざまな新規上場成長銘柄に投資しています。
Minerva Growth Partnersの具体的な支援内容
Minerva Growth Partnersでは、長期的な視点での資本支援を行います。具体的には、企業の資本政策やIR戦略、IPO準備からポストIPOのマネジメントに至るまで、幅広いサポートを提供します。これにより、企業が持続的に成長するための基盤を築くことを目指します。また、グローバルな投資家ネットワークを活かした支援も大きな特徴です。
バイオグラフィー
長澤啓氏は三菱商事でのキャリアを経て、ゴールドマン・サックスに加わり、その後メルカリに移りました。村島健介氏もまた三菱商事からモルガン・スタンレーでの経験を活かし、スタートアップ企業向けの資金調達業務に従事してきました。
このように、経験豊富なパートナーたちが集結することで、Minerva Growth Partnersは確かな信頼性と実績を合わせ持つファンドとして、スタートアップがグローバル市場で成長するための支援を行うことが期待されています。
結論
長澤氏と村島氏の新たな挑戦は、日本のスタートアップシーンにとって大きな一歩となるでしょう。レイトステージ未上場企業に特化したグロース投資ファンドが、成長を志す企業の資金調達の課題を解決し、新しいビジネスの創出につながることを願ってやみません。
会社情報
- 会社名
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Minerva Growth Partners, Inc.
- 住所
- 東京都港区赤坂1-14-5 アークヒルズエグゼクティブタワーS702
- 電話番号
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