NHK ONEスタートから2週間で163万件の移行が完了！利用サポートも充実。

NHKの新しいインターネットサービス「NHK ONE」が、10月1日にサービスを開始してから2週間が経過しました。この新しいプラットフォームへの移行は順調で、旧NHKプラスから新NHKプラスへは、開始からわずか13日間で約163万件のアカウント移行が行われました。

旧NHKプラスの登録者は、2023年9月末の時点で約668万件に達し、1週間の平均視聴ユーザー数は約264万人でした。これにより、大規模なユーザーが新サービスにシフトしている状況がうかがえます。

移行サポートについては、10月1日から13日の間に実施された「NHK ONE 登録サポート」に、全国各地でのべ約5万人が訪れました。NHKでは、スマートフォンやタブレットの操作に心配がある視聴者への手厚いサポートを提供しており、各放送局やイベント会場で対面での支援が行われています。

ただし、サービス開始以降、アカウント登録時に認証コードが届かないという技術的な問題も発生しました。そのため、コールセンターへの問い合わせが殺到し、電話がつながりにくい状況が続いています。視聴者の皆様にはご不便をおかけしており、心よりお詫び申し上げます。

この新サービスの利用方法や手続きについては、特設サイト「NHK ONE インフォメーション」が用意されており、そこにはよくある質問への回答や移行手続きの手順を動画で紹介しています。ぜひこちらのリソースをご活用ください。

また、「NHK ONE アカウント」を登録することで、利用者はさらに便利な機能を享受できます。世帯ごとに1つのアカウントを登録すれば、5つのプロファイルを設定でき、好きな番組や興味があるニュースジャンルをフォローできます。また、キッズプロファイルを利用することでお子様も安全に視聴できる「キッズモード」が用意されています。

その一方で、アカウント未登録の方には、受信契約情報との連携をお願いするメッセージが画面に表示され続けます。早めの登録を推奨しており、必要に応じて閉じられないメッセージを表示する準備も進めているとのことです。

さらに、旧NHKプラスからNHK ONEアカウントへの移行手続きを終えた方は受信契約の確認が済んでいるため、連携に関するメッセージは表示されません。まとめると、NHK ONEが開始されてからの2週間での移行件数は非常に多く、視聴者の皆様にとっても利便性が向上していることが見て取れます。サポート体制が充実している中で、今後さらに多くの利用者がこの新しいサービスを利用することが期待されます。