ヨシタケシンスケ新作
2024-09-17 13:53:29

ヨシタケシンスケが描く新たなゲーム観 『そういうゲーム』の魅力

ヨシタケシンスケ新作絵本『そういうゲーム』が2024年登場!



2024年11月20日、出版社の株式会社KADOKAWAから、人気作家ヨシタケシンスケ氏の最新作『そういうゲーム』が刊行されることが決まりました。この絵本は、彼がこれまでの作品とどのように異なるか、そしてどのようなメッセージが詰まっているのか、ご紹介します。

生きることをゲームに見立てる


『そういうゲーム』は、ヨシタケ氏の「生きる」をテーマにした絵本の第2弾です。従来のカラフルでユーモア溢れる作品とは異なり、全編モノクロの手法を採用したこの作品では、人々が抱える「閉塞感」や「やりきれなさ」と向き合っています。

著者自身がメンタルヘルスをテーマにした活動を行なっていることに触れながら、読者に「自分だけではない」と感じさせることで、人生のゲームとして捉え、日々のストレスや困難を乗り越えるヒントを提供します。

ヨシタケシンスケとは


ヨシタケシンスケ氏は1973年に神奈川県で生まれ、筑波大学大学院を修了後、絵本の世界に進出しました。彼の代表作には『りんごかもしれない』や『つまんない つまんない』などがあり、多くの賞を受賞しています。また、近年では自殺対策支援センター「ライフリンク」への協力を通じて、メンタルヘルスの重要性を広めています。

『メメンとモリ』とつながる


前作『メメンとモリ』では、さまざまなシチュエーションを通じて「生きる意味」について考える物語が綴られました。その中で描かれたキャラクター達は、思うようにいかない日常を巧妙に乗り越える姿を通して、多くの読者に共感を呼ぶ内容となっています。

新作『そういうゲーム』は、その続編とも言える作品であり、前作で紹介されたテーマの深化を試みています。

絵本の内容とメッセージ


『そういうゲーム』は、読者に「あなたのゲームは、どういうゲーム?」と問いかけます。これは一見簡単そうに思える質問ですが、さまざまな思索に導く重要なフレーズです。人々が感じるストレスや不安を、ゲームという視点から捉え直すことで、日常生活に新たな光を与えようとしています。

物語は笑いや喜びを通じて展開され、時には厳しい現実を直視することにもつながることでしょう。

先行公開された中面に注目


出版に先駆けて、制作中の中面も一部公開されています。カラフルな色合いが特徴の過去の作品とは異なり、モノクロのデザインがどのように描かれているのか、ファンの期待を集めています。

結論


2024年11月20日の発売日が待ち遠しい『そういうゲーム』。ヨシタケシンスケ氏が描く、新たな生きるヒントの数々は、多くの人々に勇気を与えることでしょう。メンタルヘルスに目を向けながら、日々の生活をより豊かに過ごすための手助けとなる作品として、大いに期待されています。

今後の展開にも注目が集まる中、ぜひこの新作を手に取ってみてはいかがでしょうか。

書誌情報


  • - タイトル: そういうゲーム
  • - 著者: ヨシタケシンスケ
  • - 予価: 1,400円+税
  • - 発売日: 2024年11月20日予定
  • - 判型: B5判変型(ヨコ:182×タテ:152)
  • - 頁数: 64ページ
  • - ISBN: 9784041155288
  • - URL: 公式サイト

新たな視点で楽しむ彼の作品に、今からワクワクが止まりません。


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会社情報

会社名
株式会社KADOKAWA
住所
東京都千代田区富士見二丁目13番3号
電話番号

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