『おひとりさま会議用紙』がLOFTでついに展開!
近年、文房具業界で注目を集める「おひとりさま会議用紙」。これは、不登校や死別うつを経験し、「書く」ことの大切さを痛感した山口恵理香氏が開発した文房具で、自己分析のためのシートとして位置づけられています。株式会社atelierERICAが展開するブランドSelf0は、2025年10月16日からこの製品を人気のライフスタイルショップ「ロフト」で販売開始しました。
書くことで自分を見つめ直す
「おひとりさま会議用紙」は、単なるノートではなく、自分自身との対話を促進するための道具です。1枚の用紙には、質問が設けられており、それに答えることで、自らの心の声に耳を傾け、自己分析を行うことができます。実際、山口氏は14歳の頃にフリースクールに行くための願いを、ノートに書き出すことで父親を説得した経験を持ちます。この体験から、「書く」ことの力を知り、現在に至っています。
ロフト展開と商品概要
ロフトでの販売開始に際し、同社の企業メッセージである「手帳に書かない大切な時間」を基に開発された新商品「おひとりさま会議用紙<入門編>」は、価格1,540円で展開されます。この商品が、ジャーナリングの流行とともにさらに多くの人々に支持されることが期待されています。
人気の理由とは?
この文房具が注目された背景には、山口氏自身の体験が深く関わっています。彼女は父親を亡くした後、心の整理をするために書くことが必要だと感じ、「Self0」というブランドを立ち上げました。「孤独を小さな光に」という思いで誕生したこのブランドは、多くの人々に共感され、文具女子博などのイベントでも人気を博しています。
さらに、『書くだけで心がととのうひとり会議ワークブック』は22,200部以上発行され、書籍としても高い評価を得ています。
中高年層からの支持も
無理に若い世代だけをターゲットにせず、孤独を感じる全ての世代に向けてメッセージを発信している点も大きな魅力。特に50代以上の方からも「明るく終活を始めたい」との声が寄せられ、幅広い支持を得ています。Self0が目指すのは、単なる文房具の提供ではなく、自分を見つめ直すきっかけの提供です。
まとめ
山口恵理香氏の人生の経験から生まれた『おひとりさま会議用紙』は、ただの文房具に留まらず、自己理解・自己成長を促進する重要なツールとして多くの人々に愛されています。今後の展開にも大いに期待が寄せられており、山口氏自身は、自己表現の手助けとしてこの商品が広まっていくことを願っています。ロフトの店頭で新商品を手に取り、自分自身との深い対話の時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。