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すなば珈琲、東京初出店！崖っぷちコラボが話題沸騰！

鳥取県で人気の喫茶店「すなば珈琲」が、2015年12月17日から20日までの期間限定で、東京・新宿に初出店しました。今回の出店は、森永製菓の菓子「JACK」との異色コラボレーションによるもの。双方ともに「崖っぷち」状態にあることから、この企画が実現しました。

東京初出店を記念したキャンペーン

「崖からの大脱出キャンペーン」と題された、来場者向けの様々な企画が実施されました。期間中、先着30名には「JACK」とブレンドコーヒーのセットがプレゼントされ、近隣のアメリカ系コーヒーショップのレシート提示でセットが半額になるサービスも提供。さらには、コーヒーセットを「アメリカ系コーヒーショップよりまずかった」と評した人には、代金が無料になるという、大胆なキャンペーンも展開されました。

東京限定メニュー『JACKアーモンドキャラメル崖っぷちーノ』

東京初出店を記念して、特別なメニューも登場しました。『JACKアーモンドキャラメル崖っぷちーノ』（500円税込）は、すなば珈琲自慢のサイフォン式ブレンドコーヒーを使ったキャラメルマキアートに、カリカリ食感の焦がしキャラメルをコーティングしたアーモンド「JACK」がトッピングされた、東京限定のドリンクです。濃厚なコーヒーとキャラメルの絶妙な組み合わせが、多くの来場者を魅了しました。

コラボレーションの背景

「すなば珈琲」と「JACK」の異色のコラボは、両者の置かれた状況が大きく影響しています。「すなば珈琲」は、2015年5月時点で苦境に立たされており、それでも周りの応援を受けて乗り越えようと奮闘していました。「JACK」もまた、発売以来、売上が伸び悩み、何度も販売中止の危機に瀕していました。

そんな中、すなば珈琲担当者が「JACK」の存在を知り、互いに「崖っぷち」の状態にあることから、協力して打開策を模索することになったのです。このコラボレーションは、困難を乗り越えようとする両者の強い意志と、周囲の支援の大切さを改めて示すものとなりました。

「JACK」の苦戦と再起への挑戦

「JACK」は、じっくり煮詰めたキャラメルをローストアーモンドにコーティングしたナッツ菓子。2014年5月の発売以来、売上が伸び悩み、一度はコンビニの棚から姿を消しました。その後、デザインを一新し再発売したものの、再び苦戦を強いられます。そして、「売れなければ終売」という条件で2015年11月に再リニューアルされ、「美味しいのに崖っぷち」キャンペーンを展開することとなりました。このキャンペーンは、商品の魅力を再認識させ、消費者の共感を呼びました。

まとめ

今回の「すなば珈琲」東京初出店と「JACK」とのコラボレーションは、両者の置かれた状況と、そこから生まれた創意工夫によって成功を収めました。この取り組みは、ビジネスにおける逆境からの脱出、そして企業同士の連携による新たな価値創造の可能性を示す好例と言えるでしょう。今後、両ブランドがどのような展開を見せるのか、注目が集まります。

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