本人確認の革新を目指すアイデミア・ジャパンが恵比寿に本社移転

アイデミア・ジャパンが恵比寿に本社移転

本人確認技術のグローバルリーダーであるIDEMIA（アイデミア）の日本法人、アイデミア・ジャパン株式会社は、新たに恵比寿に本社を移転しました。この移転により、5つの事業部門を同じ拠点で統括し、顧客に向けたサービスの向上を図ることを目指しています。

新拠点に設立されるエクスペリエンスセンター

移転に伴い、新たにエクスペリエンスセンターも開設され、IDEMIAが提供する先端技術を実際に体験できる場所として注目されています。お客様は、金融機関向けサービスから公共セキュリティ向け製品、さらには生体認証デバイスやデジタル決済ソリューションまで、幅広い製品を直接体験できます。

具体的には、非接触型指紋認証デバイスや高精度の顔認証技術、スマートバンキングカード、デジタル決済に利用できるソリューションが展示され、これまでにない新たな体験を提供します。最新の5G技術を盛り込んだ展示も予定されているため、技術革新の最前線をお客様が肌で感じることができるでしょう。

事業成長の背景

IDEMIAは、過去5年間で顕著な成長を遂げており、2023年までに事業規模が拡大しました。この成長を支えているのは、生体認証決済カードやデジタル決済ソリューション、eSIMサービスなどの先端技術の取り組みです。特に日本企業との強固な取引を築くことで市場での信頼を高めてきました。

新しいオフィスと入退管理システム

新しいオフィスは、IDEMIAのミッションである「スムーズな体験を顧客に提供する」という理念を具現化するための場でもあります。新たに導入される非接触型指紋認証デバイス「MorphoWave™ Compact」により、従業員はカードやIDを持たずに自身の指紋のみでオフィス内の出入りが可能となります。これにより、利便性が向上し、オフィス環境が一層安全に保たれます。

代表のコメント

アイデミア・ジャパンの代表取締役である根津伸欣氏は、移転について次のように語っています。「新しいオフィスへの移転を非常に楽しみにしています。私たちは、より安全で使いやすいシステムを提供していく所存です。また、従業員数を倍増させ、シナジー効果を高めるための取り組みも進めてまいります。」

IDEMIAの信念

IDEMIAは、トラステッド・アイデンティティの確立を目指し、日常の支払いや移動、旅行といった行動をデジタル環境でも安全に行える仕組みを構築しています。特に、アイデンティティ保護の重要性が増す現代社会において、IDEMIAは新しいアイデンティティ管理の方法を提供し、第3者が安心して利用できる環境を取り提供することに努めています。