鹿児島市交通局、スマホで使えるモバイル定期券を導入！

鹿児島市交通局、スマホ乗車券アプリ導入でモバイル定期券登場

鹿児島市交通局は、2024年9月17日（火）にスマートフォンを使った乗車券アプリ『QUICK RIDE』を導入し、新たにモバイル定期券の取扱いを開始します。この新しいサービスは、2024年10月1日（火）から利用可能となります。これまでの定期券購入の煩わしさを解消する夢のようなシステムが登場しました。

モバイル定期券の便利さ

新しいモバイル定期券は、鹿児島市交通局の全路線で利用が可能です。移動時にはスマートフォンを使い、降車時にその画面を乗務員に提示するだけで問題ありません。あらかじめアプリ内でキャッシュレス決済を利用し定期券を購入するため、窓口に行く必要がないのが大きな特徴です。

特に新型コロナウイルス感染症の影響で、非接触型の決済方法が重視されている現在、このモバイル定期券は便利であり、安心して使えるサービスと言えます。利用者と事業者双方にとって、より快適で安全な移動環境を提供することが期待されます。

取り扱い開始日と対象路線

『QUICK RIDE』によるモバイル定期券の販売は、2024年9月17日から始まり、利用は2024年10月1日からスタートします。市電全線や市電・市バス全線が対象路線となり、各種定期券がこれに含まれます。ただし、通勤定期券以外は証明書類の確認が必要なため、購入には数日かかることがあります。

支払い方法と券種

支払い方法は、クレジットカード決済やPayPayを利用できるため、簡単に取引が行えます。対象となる定期券には、通勤定期、通学定期、シニア定期などがあり、それぞれに応じた特典が用意されていますが、片道定期券は対象外となります。

QUICK RIDEの利便性

『QUICK RIDE』は、バスや鉄道の定期券や回数券といった交通チケットを携帯端末で扱えるアプリです。導入にあたって、新たに設備投資を必要とせず、業者は専用のWEBポータルを通じて簡単にチケットの発行や売上の確認などが可能です。この点でも、事業者の業務改善に貢献しています。

QUICK RIDEは2020年にサービスを開始し、既に全国30社以上の交通事業者に採用され、累計販売枚数も35万枚を超える実績を持っています。

まとめ

鹿児島市交通局の新たな取り組みであるモバイル定期券の導入により、通勤や通学がさらに便利に、そして快適になることでしょう。スマートフォンさえあれば、いつでも・どこでもチケットを手に入れることができるこのシステムは、多くの利用者に喜ばれるに違いありません。興味のある方は、ぜひ『QUICK RIDE』をダウンロードして、新しい交通の形を体験してみてはいかがでしょうか。