大人気バラエティ番組『新しいカギ』が小説化！学校かくれんぼの魅力を探る

大人気バラエティ『新しいカギ』が初の小説化

フジテレビで放送中のバラエティ番組『新しいカギ』の人気企画「学校かくれんぼ」が、小説として新たな命を吹き込まれることになりました。子どもたちの想像力や興奮を刺激するこのストーリーは、2024年3月21日（金）に集英社みらい文庫から発売されることが決定しました。

このノベライズでは、「新日本かくれんぼ協会会長」である隠密マサルの指導のもとに、個性豊かな小学生7人が集結します。彼らは「小学生支部」を設立し、挑戦状を受け取った小学校で白熱のかくれんぼバトルを繰り広げます。ルールは至ってシンプルですが、全員を見つけることができれば、賞金として100万円を獲得し、そのお金を使って生徒たちの願いを叶えることができるのです。

『新しいカギ』の人気の秘密

「学校かくれんぼ」は、視聴者参加型の企画として多くのファンを惹きつけています。霜降り明星やチョコレートプラネット、ハナコといったバラエティ界の人気者たちが出演し、全校生徒を巻き込んだ全力のかくれんぼに挑むという内容は、大人から子どもまで楽しめる要素を兼ね備えています。このユニークな企画は2022年11月に初放送され、新人賞やギャラクシー賞も受賞しています。

この人気を受けて、集英社みらい文庫は初めて「学校かくれんぼ」を題材とした小説を出版する決定を下しました。子どもたちが夢中になれるような内容に仕上げるために作家の小川彗氏が執筆を手掛け、幅広い世代に受け入れられるものに仕上げられています。

魅力的なキャラクターたち

小説のメインキャラクターである7人の小学生たちは、強い個性を持っており、読者が共感しやすいキャラクター設定になっています。彼らのかくれんぼの戦略やチームワークが物語を引っ張り、その中で展開される人々のドラマも見逃せません。読者は彼らと共に緊迫した状況を体験することになります。特に、挑戦校の生徒たちが抱える思いや願いがどのように物語に反映されるのかは、読者の心を掴む要素となっています。

美しいイラストと工夫された内容

イラストは、累計発行部数100万部を誇る大ヒットシリーズ『絶望鬼ごっこ』のイラストを手掛けたみもり氏が担当しており、キャラクターたちの魅力を美しく表現しています。さらに、物語の進行とともに読者がかくれんぼに参加している感覚を味わえるように、状況に合った地図やヒントが挿入されています。読者が自ら考え、想像を膨らませる場面が多くされており、これがストーリーをさらに魅力的にしています。

誰でも楽しめるかくれんぼ

今回の小説は、「新しいカギ」を見たことがない人でも楽しめるように工夫されています。本書の中には、隠された7人のデフォルメイラストがあり、これを探すことで読者自身もかくれんぼを楽しむことができる仕掛けが用意されています。小学生のために書かれたこの作品は、読み応えがありながらも、子どもたちが楽しめる要素が詰まっています。