我究館が目指す新しい就職支援
キャリアデザインスクール「我究館」は、2025年7月に「我究館就活研究所」を新たに設立しました。この研究所は、長年にわたり学生個々に向き合ってきた我究館の理念を基に設立され、所長には小田切優斗が就任しました。本稿では、新たな就活支援の形を探る我究館就活研究所の意義や展望について詳しくご紹介します。
我究館の歴史と今
我究館は1992年に創業し、これまで11,000名以上の卒業生を輩出してきました。創業者の杉村太郎は、バブル経済が崩壊する中で、学生が社会に出る前に自分自身を見つめ直すことの重要性を痛感し、我究館を設立しました。「志を立てる塾」として、初めて自己分析の手法を提唱した我究館は、以来多くの学生に影響を与えてきました。
新たな挑戦·就活研究所の設立
我究館就活研究所の設立にあたり、杉村館長は「永遠に変わらないミッション」として、人々の人生を輝かせ、社会を良い方向に導くことを明言しました。このミッションのもと、研究所は従来の知見をもとにデータに基づく支援の体系化を図り、大学・企業・学生との協力を通じて有益な情報を発信します。
所長 小田切優斗のビジョン
新設された就活研究所の所長である小田切は、これまで数百人の学生と対話を重ね、多くの経験を積んできました。彼は、学生が「誰かの正解」に囚われず、自分自身を見失う現状に大きな問題を感じています。このため、就活研究所では“納得内定”を目指し、根拠に基づく支援の重要性を強調し、「正しい就活とは何か」を問い直す活動に取り組んでいきます。
学生とのコミュニケーションの重要性
就活研究所の活動は、学生との対話を重視し、大学や企業の理解を深めることです。現場の声とデータを結びつけることで、学生が自信を持って自己決定できる環境を整え、良好な就職活動の実現を目指します。
今後のプロジェクトと連携の呼びかけ
今後、就活研究所では全国の学生実態調査を基にした「就活白書2026」の発行や、大学・企業向けの「就活支援データ可視化レポート」の提供を考えています。また、キャリア支援プログラムの共同開発や、対話とデータに基づく支援の体系化を進めていくとしています。教育機関や企業、人事担当者との協力を強化する意向も示しています。
さいごに
「我究館就活研究所」は、我究館が培った知識と経験を基に、学生、大学、企業をつなぐ役割を果たすことを目指します。就職活動が学生にとって意義ある時間となるよう、今後の活動にご期待ください。