パナソニック、4KプロフェッショナルカメラレコーダーAG-CX20を2025年2月から発売
パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社は、2025年2月より新たに4Kプロフェッショナルカメラレコーダー「AG-CX20」を発売することを発表しました。このカメラは、機動力に優れた小型・軽量ボディと、広角25mmからの光学24倍ズームを搭載した、プロフェッショナル向けに設計された高性能機です。映像制作や放送、配信のニーズに幅広く対応できるようになっています。
AG-CX20の特長
本製品は、制作現場での作業を効率化するために、さまざまな改良が施されています。主な特徴は以下の通りです:
1.
進化したビューファインダー:高解像度1,770KドットのOLEDビューファインダーに大型アイカップを採用。これにより、操作性が大幅に向上しました。
2.
USB-Cポートへの変更:給電機能を持つ汎用性の高いUSB Type-Cポートに変更され、さらに使い勝手が向上しました。
3.
低ビットレート記録モードの追加:次回のファームウェアアップデートで、FHD MP4記録の低ビットレートモードが追加されます。
4.
ズーム機能の改善:約2.8倍の低速ズームに対応し、さらなる映像表現が可能です。
5.
撮影ガイドライン表示:構図の決定や水平状態を確認するためのガイドラインを表示する機能が追加されました。
6.
ネットワーク機能の強化:Wi-Fi 5GHzに対応し、USBテザリング機能も搭載されています。
7.
アプリ連携:専用アプリ「HC-ROP」を用いることで、ライブビュー機能に対応し、スマートデバイスからの簡単な操作が可能です。
また、AG-CX20は、Wi-Fiやイーサネットを利用したFHDライブストリーミングにも対応しており、高画質・低遅延を実現するSRTプロトコルがサポートされる予定です。システム面では、3G-SDIを備えHDMIとの同時出力にも対応。NDI HX2に対応したIP接続機能も搭載され、高度なネットワーク環境でのライブ配信が可能になります。
未来の映像制作に向けて
AG-CX20の登場により、映像制作の現場は今まで以上に進化することでしょう。特に、ディレクターや映像クリエイターのニーズに応えられる多彩な性能が確保され、手軽に収録・配信が行える一般ユーザーにも十分に対応できる製品として期待されています。関心のある方やプロのユーザーには、ぜひとも注目していただきたい製品です。
今後、4KプロフェッショナルカメラレコーダーのAG-CX20に加え、民生用デジタル4Kビデオカメラの「HC-X2100」「HC-X1600」が2025年4月下旬より発売されます。
公式サイトからも詳細な情報を確認することができますので、興味がある方はぜひチェックしてください。
【お問い合わせ先】
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