ハワイアン航空が日本路線にStarlink高速Wi-Fiを無償導入！

ハワイアン航空が提供する新たなサービス

ハワイアン航空が新たに、日本路線においてStarlinkの高速機内Wi-Fiを無償で提供することを発表しました。この新サービスにより、搭乗から降機までの間、旅客は自宅でのインターネットと同じ感覚でインターネットに接続することが可能になります。これにより、出張中の業務や、旅行中の動画ストリーミング、ゲームプレイが一層快適に行えるようになります。

ハワイアン航空の機内エンターテインメントおよび機内商品担当ディレクター、エヴァン・ノムラ氏は、Starlinkの導入が「主要航空会社として初めての無償サービス提供」となったことに対して、非常に大きな成果であると述べています。顧客からは高評価を得ており、同社にとってさらなる喜びとして受け止められています。

Starlinkによる高速で安定した接続

Starlinkは、最新の地球低軌道衛星ネットワークを利用し、強力なレーザーメッシュ技術により、全世界で信頼性があり、高速かつ低遅延の接続を実現しています。ハワイアン航空のエアバス機において、Starlinkが導入されたことで、太平洋を横断中でも途切れることなく、この卓越したパフォーマンスを提供し続けている点が魅力です。

今後は、ボーイング787-9型機にもStarlinkを導入予定ですが、ボーイング717型機には導入しない見込みです。短距離フライトにもかかわらず、同社は効率的なサービス提供を計画しています。

ハワイアン航空の信頼性

ハワイアン航空は、１９２９年の創業以来、ハワイ州内で最大かつ歴史ある航空会社として知られています。日常的に運航されるハワイ諸島間の便は、1日に約150便。また、米国本土への直行便は16都市に展開しており、国際線としても日本、アメリカ領サモア、オーストラリアなど多数の国へ直行便を運航しています。

旅客からの評価も高く、米国旅行誌「コンデナスト・トラベラー」や「トリップ・アドバイザー」の調査では、ハワイに就航する航空会社の中でトップに位置しています。また、過去18年間にわたり米運輸省の航空業界ランキングで定時運航率1位を維持しています。

Evan Nomura氏によると、「顧客にとっての快適なフライト体験向上が、我々の最大の目標である」とのこと。ハワイアン航空では、引き続き顧客満足度の向上を図りながら、新しい取り組みを続けていく方針です。