住友電工情報システムと富士フイルムが業務効率化を実現する新連携サービスを発表

住友電工情報システム株式会社は、2025年7月より同社のクラウド型ワークフローサービス「楽々WorkflowII Cloud」および富士フイルムビジネスイノベーション株式会社のデジタル業務支援サービス「FUJIFILM IWpro」を連携させた新サービスの提供を開始します。この新サービスは、企業の業務プロセスの効率化やデジタル化を推進し、申請や承認業務にかかる手間を大幅に減らすことを目指しています。

楽々WorkflowII Cloudは、事業部門が申請書の作成や承認経路の設定を簡単に行えるクラウドサービスです。日本特有の商習慣に合わせて柔軟な承認プロセスを実現します。一方、FUJIFILM IWproは扱う文書の自動取込みや仕分け、データの管理・共有に必要な機能を集約したクラウドサービスです。この二つのサービスを組み合わせることにより、文書の受領から承認に関わるプロセスを一元化することが可能になります。

例えば、紙やPDF形式で受け取った文書をFUJIFILM IWproで管理し、その後必要な文書を楽々WorkflowII Cloudに直接添付することができます。この際、添付した文書は申請済みとして管理されるため、重複申請を防ぐことができます。この仕組みによって、企業は紙媒体からデジタル媒体への移行がスムーズに進み、業務の効率化とガバナンスの強化が期待されます。

富士フイルムビジネスイノベーションの部長、瀧澤基氏は、「この度の連携開始を心より歓迎します。私たちはFUJIFILM IWproを活用し、お客様のすべての業務を繋げ、デジタル化を支援することを目指しています。申請・承認プロセスの幅広い効率化が期待でき、顧客の成功体験に寄与できると確信しています」と述べています。

今後2025年10月以降には、楽々WorkflowII Cloudで承認を受けた文書をFUJIFILM IWproに連携し、効率的なデータ管理を提供するサービスも予定されています。両社は、企業のDX（デジタルトランスフォーメーション）を推進するための新たなソリューションの開発を続けてまいります。

この新たな機能については、すでに、楽々WorkflowII CloudやFUJIFILM IWproを利用中のお客様は追加費用なしで利用できますが、まずは営業担当にご連絡をお願いしています。また、両社は仕事の効率化を促進するため、様々なオンラインウェビナーも予定しており、クラウドサービスの特長や評価ポイントを詳しく理解できる機会を提供します。興味がある方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

両社は今後も、さらなる業務効率化とデジタル化を実現するため、お客様の事業価値の向上に寄与していく所存です。新しい連携サービスが企業のデジタル変革を支援することを期待しています。