家庭の服薬管理を変える新サービス「くすりれき」
「くすりれき」は、家族の健康管理をより簡単にすることを目的としたお薬手帳サービスです。このサービスは、育児や介護を経験した人々が直面する服薬管理の課題を解決するために開発されました。特に、患者やその家族そして医療従事者が抱える問題に着目しています。
服薬管理の課題
家庭内での服薬管理には、いくつかの大きな課題があります。
患者側の問題
- - 薬の名前が長くて覚えられず、薬品の管理が煩雑になる。
- - 投薬の忘れが生じがちで、各薬の服用タイミングを管理するのが面倒。
家族側の問題
- - 救急時に子供がどの薬を服用しているかを把握していないと不安になる、特にアレルギー反応が出た場合。
- - 薬の名前が似ているものが多く、誰がどの薬を飲んでいるか記憶しきれないことがある。
医療従事者側の問題
- - 診療時に患者の過去の服薬歴を把握できず、診療のスピードが低下する。
「くすりれき」の特長
「くすりれき」は、これらの課題を解決するために以下の特徴を持った機能を提供します。
1. 簡単な薬の登録
薬品情報を記載したシールや処方箋を撮影するだけで、OCR技術を使用して自動で情報を登録します。この手軽さが、忙しい家庭にとっての大きなメリットです。
2. 自動配薬機能
薬の服用時間を細かく設定することなく、登録した情報にもとづいて自動的に配薬のアラートが設定されます。これにより、面倒な手間が省けます。
3. アラート通知で飲み忘れ防止
自動的に設定された時間にアラートが届き、服用の確認を呼びかけます。通知をタップすれば、すぐに服薬チェックが可能です。
4. 家族全体の服薬管理
複数の家族メンバーの情報を簡単に切り替えられる機能があり、子供や高齢者を含む全員の服薬を一つのアプリで管理できる点は大きな魅力です。
5. アレルギー情報の管理
副作用やアレルギー情報も一括で管理でき、必要な時にすぐに医療機関に提示できます。
6. 個人情報の保護
「くすりれき」は、厚生労働省が策定したガイドラインに従い、利用者の個人情報をしっかりと守ります。安心して利用できる環境が整っています。
まとめ
「くすりれき」は、忙しい日常の中でも家族の健康を効率よく管理できるツールとしての可能性を秘めています。現在の日本では高齢化が進行しており、家族を支える負担が増加しています。このアプリは、そうした家庭の負担を少しでも軽減することを理念に掲げ、2015年12月までに10万ダウンロードを目指しています。
この革新的なサービスによって、皆様のQOL(Quality of Life)が向上することを願っています。
サービス概要
- - 開始日: 2015年3月31日
- - 対応OS: iOS7以降
- - URL: くすりれき
- - 販売価格: 無料
スマートケア株式会社について
- - 商号: スマートケア株式会社
- - 代表者: 山本 大輔
- - 本社所在地: 東京都渋谷区
- - 設立年月日: 2013年12月9日
- - 主な事業内容: 医療データ解析など
- - URL: スマートケア株式会社