名古屋の丸天産業、75周年で健康経営優良法人認定を受ける

丸天産業、75周年で健康経営優良法人に認定

名古屋を拠点とする株式会社丸天産業が、創業75周年を迎え「健康経営優良法人2025（中小規模法人部門）ブライト500」に認定されたことを発表しました。この認定は、経済産業省と日本健康会議が共同で実施する健康経営優良法人認定制度に基づいており、中小企業の中でも特に優れた健康経営を実践している500社に贈られます。

健康経営の重要性

「健康経営」とは、従業員の健康を企業の経営戦略に組み込み、経営の重要な要素として捉える考え方です。これにより、従業員の活力が向上し、生産性が高まります。結果として、企業の業績や株価の向上が期待されます。丸天産業は「従業員の身体と心の健康こそが企業の成長を支える」との信念のもと、さまざまな健康経営施策に取り組んでいます。

健康経営優良法人認定制度の概要

この制度は、日本健康会議が認定するもので、従業員や求職者、関係企業に対する社会的な評価を高めることを目的としています。評価には、産業医や投資家から構成された基準検討委員会が策定した基準が用いられます。企業は健康経営に関する取り組みが、経営基盤から現場施策まで連携しているかどうかが審査のポイントです。

丸天産業の取り組み

丸天産業は「健康宣言」を掲げ、従業員の健康増進に向けた施策を積極的に講じています。具体的な取り組みとしては、部活動の補助、運動機会の促進、生活習慣病の予防、受動喫煙防止などがあります。社内ではヨガやピラティス、バドミントンやマラソン、フットサルなどの活動が行われており、従業員同士の絆を深める機会にもなっています。

これらの活動に加えて、社外での講演やオフィス見学の受け入れ、愛知県からの委嘱による女性活躍のプロモーションリーダーとしての取り組みも評価されています。健康経営への真摯な姿勢が、多くの人々にアピールしていることが分かります。

株式会社丸天産業について

丸天産業は、1949年に設立され、今年で76周年を迎えます。「人」と「空間」の力で未来を変えるという企業目的を持ち、文房具の販売から始まり、現在はオフィス構築やファシリティマネジメントにまで事業範囲を拡大しています。変わりゆく時代の中で、クライアントのニーズに応え、最適な「働くカタチ」を提供し続ける姿勢が高く評価されています。