テレビ番宣広告の効果を証明!東海地方での新たなデジタル戦略
株式会社MinatoとSMN株式会社は、共同でテレビ番宣広告の効果検証を実施しました。今回の成果は、デジタル広告の活用がいかに正確に視聴者の興味やニーズに応えるかを示すものです。
効果検証の概要
この検証は、SMNの提供するDSP「TVBridge Ads」を利用して行われました。対象としたのは、Web広告に接触していないユーザーと接触したユーザーの番組視聴割合です。分析の結果、広告接触ユーザーの視聴割合は最大で1.7倍にも達し、確実に効果を上げたことが確認されました。
具体的な事例
平日朝に放送される情報番組に関して、広告主である東海地方テレビ局(以下A社)は、視聴割合の向上を目指して2つの配信セグメントに広告を実施しました。1つ目は、社会のトレンドに興味のあるユーザーをターゲットにしたもので、2つ目は裏番組を視聴するユーザー向けに配信されました。
土曜の昼に放送される新番組に対しても、視聴率向上を狙ったセグメントを設定し、普段からテレビをよく見るユーザーに広告を展開しました。
両事例いずれも、視聴データを基にしたアプローチが功を奏し、認知効果を創出することに成功しました。
検証結果
検証の結果、朝の情報番組において広告接触ユーザーは接触のないユーザーに比べて1.4倍の視聴割合を示し、土曜昼の新番組では接触ユーザーが1.7倍の高い視聴率を達成しました。特に土曜の昼という通常視聴率が低下しやすい時間帯でも、TVBridge Adsを活用することで効果的なアプローチが可能であることが実証されました。
施策の意義
この検証から、デジタル広告がユーザーの季節的な興味やニーズを的確に捉えれば、視聴数の向上に寄与することが判明しました。さらに、同じユーザーに広告を繰り返すことで、認知度の向上につながることが期待されます。
A社は、Minatoのマーケティング支援を通じ、今後の施策を見直し改善するための持続可能な体制を構築しています。
TVBridgeについて
「TVBridge」は、国内の著名なテレビメーカーの視聴データとSMNが保有するデジタルメディア接触データを活かした革新的な広告配信サービスです。約1000万台のインターネット接続テレビからのデータを基に、精緻なターゲティングが実現されています。詳しい情報は
こちらから確認できます。
終わりに
今後もMinatoとSMNの協力によって、デジタルマーケティングの新たな可能性が広がることが期待されます。企業は、視聴者の気持ちを大切にしながら、効果的な戦略を展開していくことが求められています。これからのテレビ広告の動向に注目していきたいですね。