2025年7月6日、東京・新宿歌舞伎町の中心にある東急歌舞伎町タワーで開催された公開収録イベント『GOLDNRUSH PODCAST』は、多文化を象徴する場所として多様な人々とカルチャーの交差点を形成する新しいエンターテイメントスペースで行われました。今回は、ビデオポッドキャストのホストであり、多文化人の活動を支援するIsaac Y. TakeuがMCを務め、特別ゲストとして関口メンディーが登場しました。
関口メンディーは、ナイジェリア人の父と日本人の母を持つアーティストとして、日本のエンターテイメントシーンで活躍しています。彼は自らの経験や文化的背景について語り、周囲と異なる自分を受け入れながら成長することの重要性を強調しました。イベントでは、メンディーがどのように自身のアイデンティティを受け入れ、表現しているかを掘り下げ、彼の言葉は多くの観客の心に響くものでした。
Isaacは、メンディーとの会話の中で「同じブラックルーツとして憧れを感じていた」と語り、彼自身の成長ストーリーとメンディーのキャリアを深掘りしていきました。特に、メンディーが抱いたコンプレックスや、見た目の違いによる周囲からの反応など、過去の苦悩をシェアする姿が印象的でした。彼はその傷を乗り越え、世界的アーティストを目指す過程での気持ちを、一つずつ丁寧に向き合ってきたと話しました。
このイベントが特別なものであったのは、ただゲストがトークをするだけではなく、相互理解と共有のプロセスが行われたからです。メンディーは、苦しみや悩みを経て、今では「自分が自分でいることの素晴らしさを感じる」と力強く語りました。
トークの内容は、8月10日20時より『GOLDNRUSH PODCAST』で全編が公開される予定で、特に多文化共生やアイデンティティに関心がある方には必見の内容です。また、この日には、東急歌舞伎町タワーの自社メディア「MUSH UP」にて、関口メンディーの独占インタビューも配信される予定で、彼の音楽に対する情熱や歌舞伎町の街の魅力について語ります。
Isaac Y. Takeuは、2017年に録音と制作を始めたGOLDNRUSH PODCASTを通じて、多文化の重要性を広めるべく活動を続けています。SNSでは40万以上のフォロワーを持ち、多くの人に影響を与える存在として注目されています。また、メンディーも自身のソロ活動としてEP『R777』をリリース予定で、これからますますの活躍が期待されます。
今回のイベントは、ただのトークショーにとどまらず、多文化に対する理解と受容の機会を提供しており、参加者はその多面的な価値に触れることができました。新宿・歌舞伎町というダイバーシティに溢れた場所で、関口メンディーとIsaac Y. Takeuの対話は、多くの方にとって希望の象徴となったことでしょう。ぜひ、今後の彼らの活動に注目してください。