ケアネット、医薬品情報プラットフォーム「DI Plus®」を商標登録してサービス向上を目指す

株式会社ケアネットが「DI Plus®」を商標登録

株式会社ケアネットは、医薬品情報プラットフォーム「DI Plus®」を正式に商標登録したと発表しました。この商標登録は、医療従事者や製薬企業に向けた同社のサービスのさらなる向上を図るための一環です。

商標登録の詳細

商標「DI Plus®」は、特許庁によって登録され、登録番号は第6938005号、登録日は2025年6月13日です。この商標権者は株式会社ケアネットであり、今後はこのブランドを基にしたさまざまなサービス展開が期待されます。

医薬品情報プラットフォームの背景

ここ数年、医師たちの情報収集のスタイルは急速に変化しています。特にインターネットを活用した能動的な情報収集が主流となる中、医薬品に関する詳細情報は各製薬企業のウェブサイトに分散しているため、医師たちは専門情報を効率的に得ることが難しくなっています。

ケアネットが実施した独自調査によると、77.5%の医師が「薬剤ごとに基本情報や最新情報がまとめられたWebページを利用できること」を望んでおり、医薬品情報を網羅的に収集できるプラットフォームへの高い需要があることが明らかになっています。これに応える形で開発された「DI Plus®」は、医師にとって非常に有益な情報源となります。

医薬品情報プラットフォームの意義

「DI Plus®」は、医薬品に関心のある医師が効率的に情報を取得できる情報提供スキームを実現しています。このプラットフォームは、医師が必要とする情報をタイムリーに取得できるため、製薬企業のオムニチャネルマーケティングにとっても効果的です。

さらに、同社の提供するeディテーリングサービス「MRPlus®」やWeb講演会と組み合わせることで、製薬企業は自社の医薬品情報を効果的に提供できる環境を整えることができます。これにより、医師のニーズに瞬時に対応でき、情報提供のプランもさらに緻密に立案できるでしょう。

ケアネットの企業概要

ケアネットは、1996年に設立され、東京都千代田区に本社を置く企業です。代表取締役社長の藤井勝博が率いる同社の資本金は24億500万円で、主な事業内容は製薬企業向けの営業支援や医療コンテンツサービスを提供しています。

「DI Plus®」の商標登録を契機に、今後も医療現場における情報提供の質向上に貢献することが期待されています。詳細は、ケアネットの公式ウェブサイトをご覧ください。