#東京都 #阪口夢穂 #岩渕真奈 #利島村

サッカーを通じた絆の体験

2023年10月8日、東京都利島村において特別なサッカー交流イベントが開催されました。サッカー日本代表の元選手である阪口夢穂さんと岩渕真奈さんがゲストとして参加し、利島村の小学生17人と東京・世田谷区の小学生21人と共にオンライン交流会を通じて夢を語り合いました。

このイベントは、日本サッカー協会（JFA）とキリンホールディングスによる共催で行われ、サッカーを通じて”つながるよろこび”をテーマにした「キリンフレンドチャレンジカップ」として位置付けられています。特に、利島の子どもたちにとって、サッカーを通じた新たな出会いや交流の機会は大きな意味を持ちます。

イベントの背景

近年、人とのつながりが薄れがちな社会において、キリンは子どもたちにサッカーを通じた仲間との交流の場を提供することを企画しました。利島村は、約300人の人口を抱え、地域の結束感が強い一方で、外の世界との接点が少ないのが特徴です。このイベントを通じ、子どもたちが他の地域とつながることで、笑顔と新しい友情が生まれることを願っています。

オンライン交流会の様子

イベントは、利島村内の交流会館から、東京・竹芝ふ頭とつなぐオンライン形式で行われました。参加者の子どもたちは最初は緊張した様子でしたが、阪口さんと岩渕さんの登場に歓声を上げました。阪口さんは、親しみやすいトーンで「今日はみーちゃんって呼んでね！」と和やかな雰囲気を作り出し、子どもたちの自己紹介や夢についての発表が続きました。

阪口さんは、「サッカーを始めたきっかけは兄だった」と自身の経験をシェアし、楽しいことを続ける重要性を語りました。「負けてしまったときは仲間の気持ちを大切にしたい」といった思いやりの心も子どもたちに伝えました。子どもたちも各々の夢を発表し、阪口さんは「素晴らしい！ナイスチャレンジ！」と喜びを表現しました。

岩渕さんも「ぶっちー」と親しげに呼びかけ、子どもたちとともに楽しく交流しました。彼女も自身の夢のきっかけや、仲間の大切さについて熱く語り、子どもたちからの反響も大きかったようです。

サッカー体験

オンライン交流会の後には、利島側の子どもたちと阪口さん、岩渕さんによる本格的なサッカー体験が行われました。稲花小学校から来ることができなかった子どもたちもいる中、元なでしこジャパンの二人と共にミニゲームが行われ、子どもたちは阪口さんと岩渕さんの高度なプレーに夢中になりました。試合中、阪口さんと岩渕さんも「絶対負けられない！」と熱くなるシーンがあり、子どもたちとの共演で一体感が生まれました。

子どもたちは「楽しかった！」「プロの選手の技を間近で見られた！」と嬉しそうな表情を見せており、サッカーによって友情が大いに深まった様子が伺えました。

最後のサプライズ

イベントの締めくくりとして、利島の子どもたちがサプライズで港お見送りに駆けつけました。阪口さんと岩渕さんは、この予期せぬ訪問に満面の笑みで応え、お互い再会を約束しました。子どもたちの明るい表情が、一日を通じての素晴らしい経験を物語っています。

このように、サッカーを通じたつながりの大切さを体感した子どもたちの心の中には、色々な人との絆が育まれたことでしょう。今後もこのようなイベントが続いていくことを期待したいです。

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