JWSC国際スノーボード学校の選手が冬季アジア大会へ出場
JWSC国際スノーボード&スケートボード専門学校から、スノーボード学科の1年生、山田琉聖さんが冬季アジア競技大会に出場することが決まりました。さらに、同校の卒業生でJWSCコーチを務める冨田せなさんも TEAM JAPANの一員として参加します。この大会は2025年の2月7日から14日に、中国・ハルビンで開催されます。
冬季アジア競技大会は1986年から始まり、約4年ごとに開催される大規模な冬季スポーツイベントであり、「アジア版冬季オリンピック」とも称されています。前回の大会は2017年に札幌で行われましたが、2022年大会が中止されてしまったため、今回の大会は8年ぶりの開催となります。アスリートたちが競い合う競技は、スノーボードだけでなく、アルペンスキー、フィギュアスケート、アイスホッケー、カーリングなど、合計11競技に及びます。特に、スノーボードのハーフパイプ競技は、2月13日に実施される予定です。
山田琉聖さんの急成長
山田琉聖さんは、現在ワールドカップを転戦中で、今シーズンの戦績は4戦全勝で決勝に進出し、2度は表彰台に立っています。「冬季アジア競技大会に出場できることを嬉しく思っています。初めてのハルビンは寒いと聞いているので、滑りにくさもあるかもしれないですが、最大限のパフォーマンスを目指して頑張ります」と山田さんはコメントしています。
冨田せなさんの実績と期待
一方、冨田せなさんも華々しい経歴を持っています。2018年の平昌オリンピックで8位、2022年の北京オリンピックで3位を獲得。現在も日本代表選手として、次のオリンピックを目指して努力を続けています。
日本スノーボード選手の進化
最近、日本やアジア全体のスノーボード選手のレベルは目覚ましく向上しており、ワールドカップで上位に進出する選手の約半数がアジア勢を占めるほどです。冬季アジア競技大会でも、選手たちの熾烈な戦いが予想され、そのレベルの高さが注目を集めています。
学校としてJWSC国際スノーボード&スケートボード専門学校は、1999年の開校以来、多くのオリンピック選手やプロスノーボーダーを輩出してきました。実績ある講師陣による専門教育のもと、スノーボードとスケートボードの両方で学生が成長できる環境を整えています。特にスノーボード学科は、年間6か月の雪上トレーニングを中心にしたカリキュラムを通じて、学生たちがプロとしての基盤を築けるようサポートしています。
この冬季アジア競技大会における山田さんと冨田さんの活躍には、多くの期待が寄せられています。彼らの戦いを応援し、アジアの舞台での成長を見守りたいですね。