2025年7月26日、神戸市で行われるフェリシモ「神戸学校」の第335回目の講座では、クリエイティブディレクターでありミュージシャンでもある赤松隆一郎氏がゲストとして招かれ、参加者に「人生がちょっと軽やかになるクリエイティブ」の話をします。この講座では、赤松さんのユニークなキャリアの背景やクリエイティブの持つ力について掘り下げていきます。
赤松隆一郎氏は、広告業界における確かな実績を持ちながら、ミュージシャンとしても活動しています。彼は広告キャンペーンを通じて多くの人々に愛とユーモアを届けており、特にサントリーの「グリーンダカラちゃん」やJ:COMの「ヨシタカ先生」のようなユニークなキャラクターを用いたプロジェクトに注力してきました。さらに、NHK「みんなのうた」への楽曲提供や音楽ユニット「アンチモン」のヴォーカルとしても知られています。
赤松氏はもともと銀行員としてのキャリアを歩んでいましたが、音楽活動を続けながら広告業界に転身。大手広告代理店での勤務を経て独立し、現在に至るまでの道のりは大変波乱に満ちています。当初は音楽でのメジャーデビューを目指していたものの、それが叶わなかった彼の選択は、広告業界に新たな視点をもたらしました。彼の経歴を紐解くと、意外にも場面場面での選択が後の成功につながっていることがわかります。
この神戸学校では、赤松さん自身の体験を通じて、クリエイティブの重要性がどのように日常生活に影響を与え、また他者をどのように楽しませることができるかをお話しします。彼が伝えたいのは、クリエイティブは単なる仕事ではなく、私たちの生活を豊かにする力を持っているという点です。広告や音楽に興味がある方はもちろん、日常生活をもっとクリエイティブに楽しみたいと思っているすべての人にとって有意義な時間となるでしょう。
イベントはStage Felissimoで実施され、オンライン参加も可能です。参加者は、一般1,200円、学生や2名以上の申し込みの場合は1,000円、およびオンライン参加が500円という手頃な価格で登壇者の深い知見を得ることができます。また、この参加費用は「令和6年能登半島地震等による震災遺児の心のケアに」役立てられるとのことです。
神戸学校は阪神・淡路大震災の教訓から生まれたメッセージライブであり、毎月多彩なゲストを迎えており、これまでの活動が認められ文化庁長官賞も受賞するなど、その存在価値は確固たるものです。
赤松氏の参加を通じて、広告・音楽の分野を超えたクリエイティブな世界への理解を深めるこの機会を是非お見逃しなく。参加希望者は事前に申し込みを万全にしておくようにしましょう。