徳島市、地方創生AWARDでダブル受賞の快挙!
徳島市が行った地方創生に向けた優れた取り組みが、全国での注目を集めています。令和7年10月22日(水)に開催された「第3回公民連携推進セミナー」において、徳島市は一般社団法人公民連携推進機構が実施した「地方創生AWARD」において、見事ダブル受賞を果たしました。この賞は全国の地方自治体が活性化のために行った数多くの事業の中から選ばれたものであり、徳島市の施策がその先進性を評価されたことは、大変意義深いことです。
今回の受賞は、全国20の自治体から応募された25以上のプロジェクトに対し、徳島市の「ひょうたん島周遊船の電動化に向けた実証運航」と「使用済み太陽光パネルのリユース実証実験」という2つの取り組みが選ばれました。特に「先進的なSDGs部門」においてを受賞したことは、徳島市の公民連携プロジェクトが地方創生SDGsの実現に向けた模範であることを示しています。
受賞プロジェクトの詳細
1. ひょうたん島周遊船の電動化実証運航
このプロジェクトは、徳島市中心部で運航されている「ひょうたん島周遊船」の動力源を、より環境に優しい電動化へと転換するために、ヤマハ発動機株式会社と連携して進められました。令和4年度から始まったこの実証運航は、民間企業と行政が協働することで、新たな商品開発と地域資源を生かした持続可能なまちづくりを実現するモデルケースとなっています。地域の特性を生かしたこの取組みは、観光振興にも寄与し、コスト削減にもつながるという二重の効果が期待されています。
2. 太陽光パネルのリユース実証実験
次に、このプロジェクトでは使用済みの太陽光パネルのリユースを促進するため、喜多機械産業株式会社との共同で実施されています。令和6年度から始まったこの実証実験では、サーキュラーエコノミーの観点から再利用可能な資源を見極め、廃棄物の減量という目標に向かって、行政と民間が力を合わせています。このプロジェクトは、持続可能性を意識した取り組みとして、多くの注目を集めています。
今後の展望
徳島市は今後も、全国の企業やNPO、地方の住民一人一人との連携を強化し、2030年に向けたSDGsの実現に向けて様々な取り組みを進めていくことを誓っています。今回受賞したプロジェクトを基盤に、さらなる地域活性化に向けて職を繋ぎ、地方創生の可能性を広げていきたいと考えています。読者の皆さんも、徳島市の取り組みに関心を寄せ、地域の未来を一緒に考える機会を持っていただければ嬉しいです。