米久が富士山基金へ寄付、環境保全への取り組みを強化

米久が富士山基金に寄付を継続

静岡県沼津市に本社を構える米久株式会社は、2009年から富士山の保全及び文化遺産登録を目的とした「富士山基金」への寄付を行っています。この活動は富士山が2013年に世界文化遺産に登録された後も続けられ、環境保全の重要性を認識した企業としての責任を果たしています。

2025年の寄付金額

今年、米久は富士山の標高にちなんで3,776,000円を寄付することを発表しました。この寄付金は、富士山の環境保全に使われ、地域の自然を守るための重要な資金となります。これまでの累計寄付額は62,599,811円に達し、持続可能な社会の実現に向けた努力を続けています。

寄付日について

寄付日は2025年8月15日と定められており、今後も富士山基金の活動に賛同し続ける意思を表しています。

御殿場高原®あらびきポークの応援ロゴ

また、米久の商品には「御殿場高原®あらびきポーク」がありますが、そのパッケージにも富士山基金への応援ロゴが入れられています。これは消費者に対しても、富士山の大切さを感じてもらえる一つの手段です。

富士山基金の運営と活動内容

富士山基金は、認定ＮＰＯ法人富士山世界遺産国民会議によって運営されており、静岡県と山梨県、さらには多くの関係団体と協力して活動しています。特に「ふじさんゼロゴミアクション」などのプロジェクトは、富士山の自然を守り、観光客に環境意識を促すために設けられています。

経済活動と環境保全の共存を目指す

伊藤ハム米久ホールディングスグループは、環境問題が地球全体にとっての重要な課題として位置付けられていることを理解し、社員とともに地域社会との協力を大切にしています。環境への配慮を基本にした事業運営を進め、持続可能な社会への貢献を目指しています。こうした活動は、企業の社会的責任を果たすだけでなく、地元地域の環境保全にも寄与すると考えています。

今後も米久の富士山基金への寄付活動に注目が集まることでしょう。地域と共に歩みながら、自然保護の意識を高めることが求められています。