伝統的なゴム印技術から生まれた次世代エコ商品RUBBERTAGを紹介！

日本の伝統技術が未来へ広がる

東京の東部に位置する「株式会社東京製版」は、1976年に設立され、長年にわたりゴム印の生産をしてきました。特に、ゴム印の生産量では日本一を誇り、全国シェア約30%を占めています。近年、デジタル化の進展によりゴム印の需要が低下していますが、この会社は新たな挑戦として、次世代のエコプロダクト「RUBBERTAG（ラバータグ）」を発表しました。

RUBBERTAGの特徴

RUBBERTAGは、東京製版が長年培ってきたゴム印の製造技術を活かしています。この商品は、従来のゴム印ではなく、旅行用のラゲッジタグとして進化しました。素材には天然ゴムを使用しており、しなやかさと耐久性を兼ね備えています。さらに、高い耐水性を持ち、使い込むほどにその魅力が増す製品です。特筆すべきは、真空プレス加工による精密な仕上がりで、オリジナルのカスタムオーダーにもしっかり対応できる点です。

地域ブランドとしての役割

東京製版は、ここ東東京でのものづくりを応援するために設立された「東東京モノヅクリ商店街」との協業にも力を入れています。この取り組みは、地域の中小企業を支援し、クリエイティブな環境を育むことを目的としています。ここでは、クリエイターと企業がセッションや催しを通じて、古き良き技術を受け継ぎながら新たな製品を生み出しています。