宮城県のラジオ局Date fmが主催する音楽イベント『Fantastic Date fm RAD DAY』が、JFN賞2024企画部門で『大賞』を受賞しました。
東日本大震災を経験したDate fmは、今年1月に発生した石川県能登半島地震の被災地へ向けて、音楽とメッセージを届ける企画『~被災地から被災地へ電波にのせて~エフエム石川&Date fm SPECIAL PROGRAM from Date fm RAD DAY3.5 Darkest Before Dawn』を実施しました。
この企画は、Date fmが完全自局企画・制作の作品として、JFN賞の各部門において”大賞”を受賞するのは初めての快挙となります。
『RAD DAY3.5』では、5組のネクストブレイクアーティストが出演し、仙台PITで音楽イベントを開催。イベントのLIVE音源や来場者のボイスメッセージを収録し、被災地へ送るメッセージフラッグの協力、特別番組のための寄付を募りました。これらの模様を収録した55分の特別番組が、3月31日にエフエム石川とDate fmで同時OAされました。
Date fmは、これまで主催のコンサートで支援席を販売したり、イベント会場で募金活動を行ったりと、東日本大震災当時に頂いたご恩を被災地へ恩送りするという意志の下で活動を行ってきました。今回の企画も、その意志を継承し、「宮城・仙台のラジオ局から石川県・能登エリアへ被災地を想う気持ちを”音楽と言葉”にのせて届けたい。」という想いで実施されたものです。
来場者や出演アーティストからのメッセージが書かれたフラッグは、被災地への想いを象徴する存在となりました。
なお、2024年8月4日(日)には、当イベントシリーズの4回目となる『Fantastic Date fm RAD DAY 4.5』が開催予定です。今回も、音楽の力でパワーや元気をお届けする予定です。
『RAD DAY』は、Date fmがラジオDJの言葉と音楽で、リスナーにパワーや元気をお届けしたいという想いを込めてスタートした音楽イベントです。当初は、生ワイド番組「RAD~Radio All Day~」の放送開始1周年を記念して20年3月に開催予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大により中止せざるを得ませんでした。
その後、2年4か月を経て、22年7月16日に『RAD DAY 1.5』を開催。昨年7月28日には『RAD DAY 2.5』を開催し、2024年3月2日には『RAD DAY 3.5』を開催することができました。
タイトルの“●.5”には、コロナ禍で音楽LIVEが不要不急の事とされていた中で、音楽にしか出来ない事があると信じる想い、そしてDate fmがミュージック・エンターテイメントで地域を元気にするという決意が込められています。
今後もDate fmは、『RAD DAY』を通じて、音楽の力で地域を盛り上げ、被災地への想いを繋いでいくことを目指しています。