中野裕介の新作で特別な体験を提供する「パラモデル展」
2024年8月8日から20日まで、京都高島屋S.C.の7階で行われる「中野裕介/パラモデル展:□とか△、できかけのPの話」では、芸術と遊びを融合させた魅力的な空間が展開されます。このイベントは、京都市立芸術大学大学院を卒業し、現在は京都精華大学の教授として活躍する中野裕介氏の最新作を紹介するものです。
展示の見どころ
会場内に広がる「プラレール」のレールを使用したインスタレーションには、ポップなキャラクターたちが登場し、来場者を迎え入れます。中野氏は「おぐり判官」や「しゅんとく丸」といった京都にゆかりのある物語を基にした新作を制作しており、これらが巨大なシートに描かれた図解、絵画、そして流れる文字の映像とともに、リアルと空想が交錯する幻想的な空間を生み出します。
中野氏が率いるアートユニット「パラモデル」は、メタフィジカルなテーマを持つ作品を通じて、見る者に新たな視点を提供します。「プラレール」は、子供から大人まで楽しめる玩具として知られていますが、今回の展示ではその遊び心が際立っています。
アーティストについて
中野裕介氏は1976年に東大阪市で生まれ、2002年に京都市立芸術大学大学院を修了後、2003年にアートユニット「パラモデル」を結成しました。その活動は多岐にわたり、玩具を用いた大規模なインスタレーションだけでなく、文学や哲学、マンガなどから着想を得た作品制作を行っています。個展の開催やグループ展への参加を通じて、その活動は広がりを見せています。
特別なイベントも開催
展示期間中には、アーティストトークとライヴパフォーマンスも予定されています。特に、8月12日には琵琶奏者と語りべが参加したライヴ「できかけの◇△をきく+かたる」が会場で行われ、来場者に新たな感動を与えること間違いなしです。
入場情報
この特別な展覧会は、一般1,200円、学生1,000円、中学生以下は無料で入場できます。ただし、小学生以下の子どもは必ず保護者同伴での入場が必要です。
アートと遊びが融合したこのユニークな展覧会は、ぜひ訪れる価値があります。参加者は多様な体験を通じて、自身の感性を磨く機会を得るでしょう。さあ、アートの不思議な世界に浸ってみませんか?
詳しい情報や最新ニュースは、京都高島屋S.C.の公式ウェブサイトをチェックしてみてください。これからの季節、京都のアートシーンに新たな風が吹き込まれます。