企業向けエシカルギフトでマラウイの給食支援を拡大する新たな試み

エシカルギフトでつなぐ、マラウイの未来

特定非営利活動法人聖母（NPO法人せいぼ）が手がけるエシカルギフトは、世界を良くする新たな手助けとなっています。2018年から始まったマラウイ産コーヒーの活動が広がりを見せる中、企業や団体に向けた特別なギフトセットがリリースされました。

マラウイ産コーヒーの魅力

このプロジェクトの核となるのは、マラウイで収穫された高品質のコーヒーです。美味しいだけでなく、コーヒーの売り上げは100%が現地の給食支援に使われるため、消費者はおいしいコーヒーを楽しみながらも、社会への貢献が実感できます。具体的には、コーヒー商品のラインナップには、ドリップバックや豆・粉が含まれており、バリエーション豊かな選択が可能です。

企業との連携増加

特に2022年以降、SDGsやCSRの取り組みが注目される中で、企業とのコラボレーションが何度も実現しています。大口でのギフト利用が増え、社内イベントやキャンペーンに取り入れられるようになりました。こうした流れは、単なる物販から、企業文化の深化や新しいチャリティ文化の一部として期待されています。

具体例として、飲食店やカフェでもエシカルなコーヒーが使用される機会が増えています。これにより、顧客は美味しいコーヒーを味わいつつ、バックグラウンドにある支援活動についても知識を深めることができます。このような活動は、コーヒーそのものの魅力を伝える絶好の機会でもあります。

新しいギフトセットのリリース

Warm Hearts Coffee Clubから登場した新しいギフトセットは、企業様向けにカスタマイズが可能です。たとえば、ドリップバックの個数や包装デザインを選ぶことができ、「感謝」を伝えるメッセージ付きのものや、お中元・お歳暮用の包装まで幅広いバリエーションを揃えています。商品には、マラウイ産のコーヒー飲み比べセットや、器具なしで楽しめるセットも含まれています。

透明性の高い支援

NPO法人せいぼの活動は、支援先に関する透明性が求められる今、一層注目されています。温かいコーヒーを通じて学校給食プロジェクトに貢献する活動は、多くの企業のCSRプランと合致しており、共感を得ています。さらに、コーヒーの製品化だけでなく、現地スタッフとの情報交換を通じての交流も行われ、企業の価値を高めています。

未来を見据えた活動

NPO法人せいぼは、これからも「全ての子どもたちを、学校給食を通して飢餓から救う」というミッションを果たすため、広がる企業や団体とのパートナーシップを強化していく意向です。エシカルギフトは、ただの商品の交換ではなく、社会的な絆を深めるための大切な架け橋となります。コーヒーの香りと共に、その背景にある支援活動をぜひ知っていただければと思います。