新潟・燕市に生ハムとシャンパンのお店『あわや』がオープン

新潟で唯一無二の体験を提供

2023年10月29日、新潟県燕市に生ハムとシャンパンのお店『あわや』がグランドオープンします。オーナーは24年前に燕市を離れた堀口寿一さん。新潟に帰省する中で地元の魅力を再発見し、その思いを店づくりに反映させました。今回は、そんな『あわや』の魅力やこだわりをご紹介します。

地元を愛する心が育んだ店づくり

『あわや』のオープンに至るまでには、堀口さんの父の闘病生活のサポートが影響しています。父親の支えもあり、仕事の合間に帰省する機会が増えると、地元の食文化や人々の温かさに触れることができました。さらに、今回出店するネクストジェネレーションタウンへの話が舞い込み、思い出の生ハムとシャンパンのお店を開く決意を固めたそうです。

店舗の特徴

店舗は約2.8坪のテナントで、内装や外装は堀口さん自身が手がけました。彼のイメージする、京都の裏路地にある小料理屋をモチーフにした空間には、ちょっとしたおしゃれさが加えられています。お客様は、日常から離れたリラックスできる雰囲気の中で、特別な体験を楽しむことができます。柔らかな照明と心地よい音楽が流れる店内で、堀口さんの手がけたカウンターや壁面のアートが来店者を迎えます。

フレッシュな生ハムとワインのペアリング

『あわや』が特に熱心に提供しているのは、「賞味期限10秒の生ハム」と名付けられた生ハムです。店のオープンを急いだため、当初は生ハムの仕入れ先が見つからず困難を極めていました。しかし、オーガニックショップのお客様からの紹介で、長岡市の「みんなのハム」から仕入れを実現。イタリアから仕入れる冷凍品ではなく、フレッシュで薄くスライスされた生ハムは、口の中で溶けるような食感が特徴です。

一方、シャンパンやその他のワインは新潟市中央区の「ワイン屋えいち」のソムリエ、坂井寛さんが監修。生ハムとの相性を考え抜かれたワインのラインナップは、訪れるたびに新しい発見を与えてくれることでしょう。