LGBTQも安心して暮らせるまちづくりシンポジウム
2025年12月10日(水曜日)、東京において日本初の『LGBTQも安心して暮らせるまちづくりシンポジウム』が開催されます。このイベントは認定NPO法人ReBitにより実施され、渋谷区と世田谷区の「パートナーシップ宣誓制度」導入10周年を祝う重要な場となります。
開催の背景
渋谷区と世田谷区は、パートナーシップ宣誓制度を全国で初めて導入し、以来10年の時が流れました。また、2023年には「LGBT理解増進法」が施行され、これにより自治体がLGBTQに関する施策を進めることが期待されています。こうした背景を踏まえ、自治体職員を対象に、LGBTQ施策の重要性と具体的な事例を学ぶことが目的です。
参加者は他の自治体の取り組みを知り、当事者のニーズを理解することで、自身の地域における施策の改善に役立てることができます。シンポジウムでは、渋谷区長の長谷部健氏、世田谷区長の保坂展人氏が登壇し、これまでの施策の振り返りと今後の展望を語ります。
プログラム内容
イベントは、13:30から17:00まで行われ、以下のプログラムが予定されています:
1.
首長対談 - パートナーシップ制度やLGBTQ施策のこれまでとこれからを議論。
2.
自治体実践のご紹介 - 明石市、埼玉県、島田市、東京都の実践事例を紹介。
3.
テーマ別セッション - 啓発、相談支援、居場所づくりをテーマに実践事例を学びます。
各セッションでは、NPO法人や地域団体からの具体的な取り組みが共有され、自治体がどのようにLGBTQの方々への支援を行っているかを学ぶ貴重な機会となります。
参加対象
このシンポジウムは、自治体職員やLGBTQ課題に取り組む団体・個人を対象としています。手話通訳も用意されており、誰もが参加しやすい環境を整えています。
懸念と期待
LGBTQの方々が安心して生活できるまちを実現するため、地域に応じた施策を検討する手助けとなることを目的としています。参加者同士のネットワーク作りや、情報交換の場とすることで、今後の取り組みを一層進めていくことが期待されます。また、一部の内容は録画配信もされる予定で、後日視聴することも可能です。お申し込みは事前に行う必要があります。
これまでの施策を振り返りつつ、未来に向けた新たな知見を得るため、ぜひこの機会をお見逃しなく!
詳細情報
- - 日時: 2025年12月10日(水)13:30-17:00
- - 場所: 国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区代々木神園町3−1)
- - お申し込み: こちらから
- - 公式サイト: ReBit
日本のLGBTQ施策の未来を共に考える大切な機会にぜひご参加ください。