藤原印刷×平和紙業が魅せた印刷の可能性
初開催の展示会「効果のあるなしの境界線」
2020年1月14日から18日まで、平和紙業が主催する「効果のあるなしの境界線」展が行われ、約1,500人の来場者が訪れました。今回のイベントは、藤原印刷と平和紙業が手を組んで初めて開催したもので、紙と印刷の新たな魅力を探ることを目的としていました。会場では、4つのテーマに分けてデザインの可能性を追求する展示が行われ、来場者は各テーマに沿った見本を手に取って、その特性を直接体験することができました。
多様な来場者に称賛
展示会は平日にもかかわらず、初日から多くの来場者が訪れ、初日は80人、次第に来場者数は増え、最終日には600人を超える訪問者が集まりました。デザイン業界のプロフェッショナルだけでなく、学生や印刷に興味のある一般の方々も多く参加し、印刷や紙の可能性についての理解を深めました。「同じインクでも紙によって仕上がりが大きく異なる」といった声が寄せられ、来場者はさまざまな反応を示しました。
ソーシャルメディアが盛り上がりを加速
展示会に参加した来場者は、「#効果のあるなしの境界線」のハッシュタグを用いて、自身の感想や展示の写真を積極的にSNSに投稿しました。これにより、展示会の話題はSNS上で広まり、日々新たな参加者が増えていきました。雪が降る寒い日でも、多くの人々が足を運ぶ姿は、今回のイベントがいかに注目を集めていたかを物語っています。
満員御礼のトークセッション
最終日には、展示会の企画者である藤原章次氏、平和紙業の西谷浩太郎氏、アートディレクションを手がけた吉岡秀典氏によるトークセッションが開かれ、参加者からの質問にも答えながら、和やかな雰囲気で進行しました。
展示会の終わりと新たな展望
企画者の藤原章次氏は、「当初の目標、500人を大きく上回る来場者があったことに驚きました」と振り返ります。「この展示会を通じて、印刷に対する理解が広がり、また新たな印刷物を創る楽しさを知ってもらえたら嬉しいです。紙と印刷の魅力には無限の可能性があります。」と語りました。
今後も藤原印刷は、紙と印刷の魅力を広めるさまざまな試みに挑戦し続けることでしょう。
イベントの基本情報
- - 会期: 2020年1月14日(火)~1月18日(土) 9:00 ~ 17:00
- - 会場: 平和紙業株式会社ペーパーボイス東京
- - 内容: テーマ毎の見本展示、トークセッション(最終日のみ)
藤原印刷について
藤原印刷は、64年の歴史を持つ印刷会社で、質の高い企画・制作を得意とし、さまざまな印刷ニーズに応えています。近年ではインディペンデント出版にも力を入れています。このような活動を通じて、印刷業界の新たな未来を切り開く存在となっています。