日本橋本町M-SQUAREの竣工
2023年11月12日、東京都中央区に新たに誕生した「日本橋本町M-SQUARE」が満床で竣工しました。このプロジェクトは三井不動産と鹿島建設が共同で進め、都市型オフィスの理想形を体現した施設です。
自然と共存するオフィス空間
「日本橋本町M-SQUARE」は、緑豊かな外構空間と、スカイツリーの景観を楽しめる屋上庭園を備えています。オフィスワーカーにとって、都会の喧騒から一時的に離れ、リラックスできる自然空間は大変重要です。屋上庭園は特に、高木や低木の植栽により自然豊かな環境を実現し、仕事の合間のリフレッシュやランチタイムの充実した時間を提供します。
また、建物内部には健康志向を促す様々な工夫が施されています。屋内に配置された階段は、各階の踊り場が花暦をテーマとしたアートで装飾されており、健康意識を高めるデザインとなっています。
環境に配慮した設計
本物件は、脱炭素社会の実現に向けた数々の取り組みを行っており、ZEB Ready認証やDBJ Green Building認証を取得しています。これにより、高性能ガラスやLED照明を活用した省エネ設計が施されています。
宇宙・ライフサイエンス分野の新たな拠点
「日本橋本町M-SQUARE」は、宇宙やライフサイエンス分野の企業が入居予定で、すでに満床での竣工となったことから、その期待の高さが伺えます。入居企業には、JA三井リースやKong Studiosなど多様な企業が名を連ねています。三井不動産は、これらの企業と連携し、新たな産業の創造を目指しています。
未来を見据えた取り組み
三井不動産は、街をより良くするための挑戦を続けており、特にライフサイエンスや宇宙産業への投資を強化しています。これまでに、一般社団法人LINK-Jやクロスユーを設立し、これらの分野でのイノベーションを推進してきました。
本物件の開発は、これらの取り組みの一環であり、多様な分野の企業が集まり、新たなアイデアの創出が期待されています。今後も、NST修正や社会課題の解決に向けた活動が進むことでしょう。
結論
「日本橋本町M-SQUARE」は、オフィスの新しい形を示すプロジェクトとしてだけでなく、持続可能な社会を見据えた取り組みの象徴ともいえます。都市の中に落ち着いた自然空間を確保し、各企業のイノベーションを後押しすることで、東京の未来をより良いものにすることを目指しています。