健康まちづくり
2024-12-03 10:56:17

佐倉南高校生が挑戦する健康まちづくりプロジェクトの成功

定時制高校生が描く「健康まちづくり」



千葉県立佐倉南高校の定時制夜間部の生徒たちが熱意をもって取り組んだ「健康まちづくりプロジェクト」が、クラウドファンディングによって目標金額の185%を達成し、927,000円を集めることができました。このプロジェクトは、地域の夜道をより安全で楽しいものにすることを目的としています。

このプロジェクトは、一般社団法人Spiceと共に実施され、10月16日からスタートしました。多くの方々からの支援を受けながら進められたこの取り組みは、2025年4月の蓄光パネル設置を目指して展開されており、プロジェクトの具体的な内容には、元パラリンピアンの花岡伸和氏と共に車椅子利用者に優しい道を探求する授業も含まれています。

地域の「夜の安全」を実現するために



定時制夜間部の高校生たちは、夜の通学で直面する暗さや不安を軽減するためにアイデアを具体化しました。彼らは、安全で快適な通学路を実現するための蓄光パネルを設置するという新しい試みに着手し、これにより暗い道も安心して歩ける空間に変わることを目指しています。パネルが設置される2kmの道筋は、夜に車のライトが当たることで浮かび上がる足跡が登場し、楽しさをプラスする要素にもなります。

さらに、参加者たちは地域住民や通行する人々に対しても、健康の促進につながる道作りを提案し、地域全体の活性化を図っています。これにより、彼らは周囲の人々の意識にも影響を与え、高校生自身も「社会人」としての自己意識を高める機会となっています。

学生たちの声とプロジェクトの重要性



プロジェクトの発端は、生徒たちが吐露した「実は私はそんなに健康ではないのではないか」という言葉にあります。日々の生活の中での経験や思いが、このプロジェクトのスタート地点でした。伊藤先生は生徒たちの意見を受け止め、「私たちの味方は夜という時間です。この厳しさと暖かさを知っている」と述べています。この声が、彼らのアイデアの実現に向けた情熱を生んでいます。

また、敬愛するSpice代表の小牧瞳氏からも感謝の意が表されており、クラウドファンディングの成功は多くの方々のおかげであるとしています。今後も、このプロジェクトの進展を報告し続け、地域の健康促進に寄与することを約束しています。

未来に向けた一歩



「健康まちづくりプロジェクト」は、単なる契機ではなく、新しい道への一歩と位置付けられています。2024年12月には具体的なアイデアがさらに進展し、実現に向けた動きが続く予定です。近い将来、佐倉南高校前の夜道が明るく、笑顔があふれる場所になることを、多くの人が待ち望んでいます。学生たちの真剣な取り組みが、地域を変える力を持つことを証明する姿を、ぜひ見守ってください。

プロジェクトに関する詳細や進捗状況は、公式のプロジェクトページで確認できますので、興味のある方はぜひご覧ください。


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会社情報

会社名
一般社団法人Spice
住所
千葉県千葉市中央区中央2丁目5-1千葉中央ツインビル2号館7階
電話番号

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