松浦史料博物館70周年記念特別展
2026年1月20日(火)から3月15日(日)にかけて、九州国立博物館にて特別展「平戸モノ語り松浦静山と熈の情熱」が開催されます。この展示は、松浦史料博物館の開館70周年と、九州国立博物館の開館20周年を祝う重要なイベントです。特に、江戸後期の平戸を舞台に、松浦家の9代藩主である松浦清(静山)と10代藩主の熈親子に焦点を当てており、彼らが収集した貴重な品々とともに、その情熱的な蒐集のストーリーを紹介します。
展示内容の見どころ
「モノ」の蒐集には、それを通じて語られる物語が不可欠です。本展では、静山と熈が持つ対照的な性格を活かしながら、それぞれの収集に対する異なるアプローチを探ります。静山は学問と芸術を重んじ、様々な文化的アイテムを集めました。一方の熈は、実用品や庶民の生活に密着したモノを重視したと言われています。これらの多様な「モノ」を通じて、彼らの情熱や興味、さらには平戸の歴史を深く理解することができるでしょう。
グッズ情報
特別展に合わせて、数量限定の特別前売券も販売されます。この券には展示にちなんだ「百物語化物図」をモチーフにしたトートバッグがセットになっており、価格は3,600円(税込)です。販売は2025年10月11日から2026年1月19日まで行われる予定で、数に限りがありますのでお早めに。アイテムは会期中に会場の特設ショップで引き換え可能です。
チケット詳細
一般入場券は2,000円(前売り価格は1,800円)、大学生は1,200円(前売りは1,000円)、高校生以下は無料で入場できます。前売券は、ARTNEチケットオンラインやローソンチケット、さらには九州国立博物館や他のミュージアムショップでも購入可能です。当日券は1月20日から販売開始で、混雑により入場が遅れる場合もありますので、余裕を持った訪問をおすすめします。
展示期間と会場
展示会は九州国立博物館3階の特別展示室で行われ、観覧時間は午前9時30分から午後5時までです。毎週金曜日と土曜日は夜8時までの延長開館がありますので、仕事帰りにも訪れることができます。また、毎週月曜日は休館日ですが、特別に月曜日の祝日である2月23日は開館します。
また、展示は前期と後期に分かれており、前期(1月20日~2月15日)には特に静山に関連するアイテムが主に展示され、後期(2月17日~3月15日)では熈に関連したモノが中心となりますので、両方の時期で訪れることで、異なる視点から展示を楽しむことができます。
公式サイトにアクセスすることで、詳細な情報やチケット購入が可能です。
九州国立博物館公式サイト。歴史の一部を体感できるこの特別展、皆さんの訪問を楽しみにしています。