元サッカー日本代表の岡崎慎司氏がスポーツダイレクターを務めるFC BASARA HYOGO U-18と、学校法人創志学園 クラーク記念国際高等学校が、サッカーを通じた人材育成に向けた提携を発表しました。
この提携により、クラーク記念国際高等学校は、FC BASARA HYOGO U-18と連携し、生徒たちが国際的な視点と実践的なプログラムを学ぶ機会を提供します。
2023年4月に神戸三宮キャンパスにサッカーコースを開講したクラーク記念国際高等学校は、岡崎慎司氏監修のトレーニングメソッドを基に、生徒たちが日々の練習に取り組んでいます。
そして2024年4月には、生徒たちがサッカーに集中できる環境を提供するため、FC BASARA HYOGOのユースチームとして活動する拠点となる西神中央キャンパスを新設しました。西神中央キャンパスには、生徒のパフォーマンス向上をサポートする「IPU環太平洋大学 神戸アスリートラボ」と「はなまえ整骨院」も併設されています。
7月2日には、クラーク記念国際高等学校 西神中央キャンパスにて、両者の提携に関する記者会見が開催され、岡崎慎司氏は提携の背景や今後の展望、クラブチームの取り組みについて語りました。
岡崎慎司氏は、2005年にJリーグ・清水エスパルスに入団し、その後ドイツ、イングランド、スペイン、ベルギーなど海外のクラブで活躍。日本代表としても3度のワールドカップに出場し、2016年にはアジア国際最優秀選手賞を受賞するなど、数々の輝かしい実績を残しました。
FC BASARA HYOGOは、「BE CHALLENGE」をビジョンに掲げ、幼児から社会人まで幅広い年齢層を対象としたサッカークラブです。地域からJリーグへの参入を目指し、国外ではドイツ6部リーグに所属するFC BASARA MAINZという社会人チームも保有しており、日本人が世界で挑戦できる環境を整えています。
クラーク記念国際高等学校は、「Boy’s, Be Ambitious!」で知られるクラーク博士の精神を受け継ぐ学校として、1992年に開校しました。通信制でありながら、全日制と同様に毎日制服を着て通学する「全日型教育」という新たなスタイルを導入しています。
今回の提携は、岡崎慎司氏の指導力と、クラーク記念国際高等学校の教育理念が合致し、生徒たちの夢の実現をサポートするための取り組みとして始まりました。今後、両者は連携して、世界で活躍できるサッカー選手育成を目指していきます。