ZEROCOとJFPが生み出す新しい農業の形
東京都渋谷に拠点を置くZEROCO社と沖縄の石垣島にある農業生産法人JAPAN FARM PARTNER(JFP)が手を組み、生鮮食品の安定した在庫管理を実現する新たなバリューチェーンを構築することを発表しました。
代表取締役社長の就任
ZEROCOの代表取締役社長、楠本修二郎氏がこのたびJFPの社長にも就任しました。JFPは石垣島の自然豊かな環境で生産事業を展開しており、これまで様々な生鮮食品の品質向上に努めてきました。新たな体制により、生産者が価格を決定できる環境を整備し、持続可能な農業の基盤を固めることを目指します。
鮮度保持技術「ZEROCO」
ZEROCO社が開発した鮮度保持技術は、野菜や果物、鮮魚、精肉などの食材を長期間高品質で保存することを可能にします。この技術の導入によって、生産者は在庫を保有し、納品時期と価格を自らの判断で決めることができるようになります。それにより、食材供給の安定化とともに、フードロスの削減にも寄与することが期待されています。
現在の食産業の課題
日本の食産業は「フードクライシス」という大きな危機に直面しています。農業や漁業、畜産業で働く人々の数が減少し、効率性を求める現代社会の中で、食の基盤が脅かされています。生産者は価格や在庫の管理において、自らの意見を反映させることが困難です。このような問題を解決するために、ZEROCOとJFPは協力体制を築き、持続可能で儲かる一次産業を目指しています。
若者の参入を促進
生産者が価格を決定できない現状から脱却することで、若い世代が農業を志す環境を整えることが重要です。ZEROCOとJFPは、生産者、教育機関、行政、シェフ、そして投資家との連携を強化し、次世代へつなげる「おいしいパートナーシップ」を構築していきます。これにより、農業が抱える多くの課題を解決し、若者が興味を持てるような魅力的な産業に成長することを目指します。
持続可能な未来へ向けて
ZEROCOとJFPが取り組む新しいバリューチェーンは、持続可能な一次産業の実現を目指すものです。これまでの知識と技術を継承しつつ、次世代に受け継ぐための土台を築くことで、農業・漁業・畜産業をしっかりと守っていきます。
私たちの目指す「次世代に堂々と受け継ぎ、安心して食を享受できる未来」を実現するために、全力で取り組みます。新たな挑戦が始まる中、ZEROCOとJFPの動向に注目が集まります。
詳しくは、
ZEROCO社の公式サイトおよび
JFPの公式サイトをご覧ください。