大陽日酸、先進的なCO2フリーガス「グリーン液化窒素」を販売開始
大陽日酸株式会社は、持続可能な未来を見据えて国内初となる第三者認証付きのCO2フリーガス「グリーン液化窒素」の販売を開始しました。これは、日本酸素ホールディングスの一員として、環境負荷低減を目指して開発された画期的な製品です。
1. グリーン液化窒素とは
「グリーン液化窒素」は、液化酸素、液化窒素、液化アルゴンを特徴とし、これらを製造・輸送する際に発生するCO2を、再生可能エネルギーによってオフセットし、実質的にゼロにすることを目的とした製品です。この製品は、国際基準に基づいた第三者機関から認証を受けており、環境に配慮した製造プロセスを確立しています。
2. 製品の特徴
この「グリーン液化窒素」は、2025年8月から販売予定で、主に液化酸素、液化窒素、液化アルゴンをタンクローリーで供給する形態を取ります。対象となる供給エリアは、北海道と沖縄を除く国内全ての地域です。特に窒素は、空気中に最も多く含まれる成分であり、その需要も高いため、今回の名称は「グリーン液化窒素」としています。
3. 再生可能エネルギーの調達
大陽日酸は、三菱商事クリーンエナジー株式会社とオフサイト型コーポレートPPA(電力購入契約)を締結し、新たに設立される陸上風力発電所から再生可能エネルギー由来の電力を長期にわたって調達します。年間発電量は約14GWhが想定されており、この電力がグリーン液化窒素の製造に利用されることになります。
4. 環境への貢献
大陽日酸は、再生可能エネルギーの導入を通じて、環境負荷の低減に貢献する製品を提供し続けていく方針です。カーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みとして、この「グリーン液化窒素」の販売は大きな第一歩となるでしょう。
今後も、企業の持続可能な成長を見越し、環境に優しい製品の提供に取り組む姿勢を貫く大陽日酸。私たちの生活におけるエネルギーの使用方法が変わりつつある中、こうした製品がもたらす影響は計り知れません。「グリーン液化窒素」の導入によって、より多くの企業や団体が環境への配慮を実現できることに期待が寄せられています。
5. 結語
国内の産業ガス市場において大きな影響を与えるであろう大陽日酸の新製品。持続可能なエネルギーへの移行は急務です。今後の展開から目が離せません。