幻冬舎新事業始動
2019-09-13 10:01:34

幻冬舎と光本勇介が新たに設立した「価格自由」で出版ビジネスが変革

2023年、出版業界に新る風が吹き込まれようとしています。株式会社幻冬舎と、起業家の光本勇介氏が手を組み、新しいビジネスモデルの構築を目指して共同出資会社「株式会社価格自由」を設立したのです。この動きは、単に新たなサービスを提供するだけでなく、出版業界全体の在り方を根本から見直すものとされています。

「価格自由」は、消費者が自分で任意の金額を設定し、QRコードを使用してその金額でコンテンツを購入できる仕組みを提供します。この新たな課金スタイルにより、従来の書籍販売からの収益モデルとは異なり、読者が価値を感じる金額で購入できるのです。すでに幻冬舎が出版した「実験思考」においては、発売からわずか1ヶ月半で1億円以上の収益を上げており、「ハッタリの流儀」も3日で同様の金額を突破しました。この成功事例は、今後の出版業界における新たな収入源の可能性を示唆しています。

株式会社価格自由は、2023年9月13日にサービスを開始する予定で、初めは幻冬舎が出版する年間1000万部超の書籍を対象に、この新しいサービスを広げていく方針です。もちろん、著者の同意が必要ですが、今後は他の出版社や様々なメディアでもこの仕組みが導入される可能性が期待されています。

光本氏は過去に「STORES.jp」や「CASH」などのプラットフォームを手掛けており、新たな課金システムの導入により、読者と著者の距離が縮まることを目指しています。要するに、消費者の意向が直に反映される仕組み作りが進められており、これによって読者の興味が新たな作品に向かいやすくなっています。

「価格自由」は現在、特許出願中であり、今後の展開が注目されます。また、運営会社である株式会社価格自由は平成29年に設立され、東京都渋谷区に拠点を構え、インターネットビジネスの企画・開発・運営を行っています。代表者には見城徹、光本勇介氏の他に箕輪厚介氏もいます。

現段階では「価格自由」がどのようにして国や地域を超えたビジネスに展開されていくのかは不明ですが、革新を求められる出版業界において期待される新しい形の収益化モデルとして、多くの関心が寄せられています。読者がどのようにこのサービスを利用していくのか、これからの展開に期待が高まります。

会社情報

会社名
株式会社価格自由
住所
東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目9番7号
電話番号

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