ALISがICO開始
2017-08-23 08:00:06
新時代のメディア革命、ALISのブロックチェーンソーシャルメディアプロジェクトがICOを開始
ALIS:新しいメディアの形
ALISは、日本初のICO(Initial Coin Offering)を実施することを発表しました。このプロジェクトは、非広告依存型のブロックチェーンソーシャルメディアとして、信頼できる情報を提供することを目指しています。2023年9月1日から公募が開始されるこのトークンセールは、メディアの在り方を根本から変える試みと言えるでしょう。
プロジェクトの背景と目的
ALISは、従来のPV(ページビュー)偏重型の評価システムが引き起こす問題、具体的にはフェイクニュースや詐欺まがいの情報が蔓延る状況に対抗するために設立されました。ALISが目指すのは、メディアの評価基準を変えることです。具体的には、ユーザーが信頼できる記事をより簡単に見つけられるようにするプラットフォームを提供することが目的です。
さらに、この試みを通じて国内におけるブロックチェーン技術とICOの認知度を向上させ、関連する法的課題の解決にも寄与することを考えています。
ALISの仕組み
ALISのソーシャルメディアとしての仕組みは非常にシンプルです。まず、ユーザーが記事を投稿し、他のユーザーから評価を受けます。評価された記事の作者にはトークンが配布され、さらにその記事を早く評価したユーザーにもトークンが与えられます。これにより、信頼性のある情報がより多くのユーザーに伝わる仕組みが実現されています。
具体的には、ユーザーが良いと思う記事をシェアすることで報酬が得られるため、質の高い情報が集まりやすくなります。また、ALISトークンは仮想通貨と換金可能なポイントとして機能します。
ICOの詳細
ALISのICOは、最初に5億枚のトークンを発行し、そのうち2.5億枚は初期の資金調達に使用されます。残りの2.5億枚はALISの運営側が保有し、プラットフォームの運営に必要なインセンティブとして利用されます。ALISはユーザーの意見を重視し、多くのコミュニティメンバーと共に方針を決めていくことを計画しています。
開発チーム
ALISの設立メンバーは、多様なバックグラウンドを持つプロフェッショナルで構成されています。代表のMasahiro Yasu氏は、京都大学で核融合の研究を行った後、リクルートでの経験を経てALISを立ち上げました。共同設立者のTakashi Mizusawa氏やSota Ishii氏も、それぞれに特化したスキルを持っており、エンジニアリングからマーケティングまで幅広くカバーしています。また、Bato Erichin氏やTatsuhiko Kamei氏など、コミュニケーションや法務の専門家も加わり、強力なチームが形成されています。
結論
ALISは、ブロックチェーン技術を基盤にした新しいメディアの形を提供しようとしています。このプロジェクトは、単なる情報提供に留まらず、信頼できるコンテンツを生み出すためのエコシステムを構築することを目指しています。9月1日からのICO開始に向けて、多くの期待が寄せられています。
会社情報
- 会社名
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株式会社ALIS
- 住所
- 東京都千代田区九段北1-8-10住友不動産九段ビル14階
- 電話番号
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