フローレンスが九州初のサテライトオフィスを開設
認定NPO法人フローレンスが2024年の9月1日、福岡市のスタートアップ支援施設「Fukuoka Growth Next」にて九州初のサテライトオフィスをオープンしました。これにより、フローレンスは東京、仙台、神戸に続く4つ目の拠点を持つことになります。
地域との連携を強化
フローレンスはこの新しい拠点を活用し、福岡市内の子育て世帯への支援を行うとともに、地域とのつながりを強化する計画です。また、佐賀に本拠地を置くこども宅食応援団とも連携し、九州全体での支援効果を高めることを目指します。
こども宅食応援団とは
こども宅食応援団は、「こども宅食」という取り組みを通じて、困難を抱える家庭に定期的な食品配送を行い、親子のつながりを育む活動をしています。これにより、地域の孤立を防ぎ、安心できる環境を提供することを目指しています。フローレンスは、これらの活動を支援することで九州全体の子育て世帯へのサービスを充実させていきます。
Fukuoka Growth Nextの魅力
「Fukuoka Growth Next」は福岡市によって設立された革新的なスタートアップ支援施設で、多様な企業や団体が集まる場です。共有スペースでの交流や定期的に開催されるMEETUPイベントにより、クリエイティブなアイデアが互いに刺激し合う環境を提供しています。フローレンスのメンバーもこの活気ある空間に感銘を受けており、メンバー同士の協力が新たな発展を生むことが期待されています。
フローレンスのミッション
フローレンスは、社会課題の解決に向けて、事業開発、政策提言、文化創造を主要な軸とし、国内最大規模のNPO法人として活動を展開しています。2004年に日本初の訪問型・共済型病児保育事業団体として設立されたフローレンスは、ひとり親支援やこどもの貧困、虐待防止を目的とした取り組みを数多く実施してきました。
具体的な取り組み
例えば、フローレンスが展開する「こども宅食」や「フローレンスの障害児保育・支援」などは、全国に広がりを見せています。地域に根差した活動を通じて、「新しいあたりまえ」を作り出し、より多くの家庭に必要な支援を届けることを目指しているのです。
目指す未来
フローレンスは福岡からの地域支援をさらに進化させ、全国の子育て世帯に必要なサービスやサポートを届けることを計画しています。新設されたサテライトオフィスが、その架け橋となることでしょう。これからの活躍が期待されるフローレンスの活動に注目です。