2025年冬に札幌プリンスホテルが新たな食体験を提供

札幌プリンスホテルの新たな食の旅

2025年12月14日、札幌市の札幌プリンスホテルがオールデイダイニングのリニューアルオープンを果たします。新しい名称はまだ未定ですが、注目のポイントは、全面改装された「ブッフェレストランハプナ」です。2025年10月1日からは予約が開始され、食を通じた新たな体験が提供される予定です。

背景とコンセプト

札幌市は観光地として人気上昇中で、特にインバウンド需要が増加しています。外国人観光客の多くは、訪日の目的に食体験を含めているため、ホテルのレストランには宿泊客以外にも、地域住民や観光客が気軽に利用できる「食の拠点」としての役割が求められています。そのため、札幌プリンスホテルは北海道の美食を体験できる場を提供するために、オールデイダイニングの改装に乗り出しました。新設されるダイニングのコンセプトは「Everyday, made Special - 楽しい北海道からの贈り物」。日々が特別なものであるよう、空間や料理、サービスが一新されます。

空間デザインと利便性

リニューアル後のオールデイダイニングでは、雄大な北の自然を感じさせるデザインが施され、9メートルの天井高が解放感を生み出します。また、新設予定のプライベートダイニング（個室）は、最大10名向けで、家族やビジネス利用、特別な日のお祝いにも最適です。これに加え、座席数が以前の166席から186席に拡大され、混雑時にもお客さまの利便性が向上します。

ライブキッチンとメニューの魅力

新設されるシェルフ型のブッフェボードでは、マルシェの雰囲気を感じられる料理がずらりと並びます。ライブキッチンでは、熱々に焼き上げられた肉料理やオリジナルデザートが楽しめます。北海道の新鮮な食材をたっぷり使った多彩なメニューが用意され、朝食からディナーまで、様々なシーンで利用できることが魅力です。

メニューの一例

- 朝食ブッフェ：海鮮丼、ジャンボクロワッサン、鮭のちゃんちゃん焼き
- ランチブッフェ：ローストチキン、ジェラート付きクルトッシュ
- ディナーブッフェ：道産牛のロースト、帆立の炉端焼き、フォンダンショコラ
- カフェメニュー：焼き立てピザやパスタ、北海道産のオードブルなど

営業時間と料金

リニューアルされたオールデイダイニングの営業時間は以下の通りです：

- 朝食：6:00A.M.～10:00A.M.
- ランチ：11:30A.M.～2:30P.M.
- ディナー：5:30P.M.～9:00P.M.
- カフェ：10:00A.M.～10:00P.M.

料金は、朝食が3,800円、ランチが平日4,000円、土休日4,500円、ディナーは6,500円となっています。価格は消費税およびサービス料を含む形です。

地元との連携

札幌プリンスホテルは、このリニューアルを機に地元の生産者と協力し、北海道の食文化を発信する新たな舞台を提供していく方針です。観光で訪れる方にとっても、食を通して北海道の魅力を感じられる場所になることを目指しています。

このオールデイダイニングのリニューアルに期待を寄せる声は多く、地元の新たな食体験を楽しみにしている人々が、2025年冬を心待ちにしています。