泉大津市議会議場で開催された心温まる市民コンサート「GIBACON」

泉大津市議会での議場コンサート「GIBACON」

2023年11月22日と23日の2日間、泉大津市では「まちなかアートフェス2025」が開催され、その中で市議会の議場を舞台にしたコンサート「GIBACON」が行われました。このイベントは、昨年に引き続き実施され、地域の芸術文化をさらに広げる意義ある機会として注目されています。

「GIBACON」のテーマは「ふるさとの音でつながる、まちと未来」で、地元出身のソプラノ歌手・釜親寿里（かもやじゅり）氏がメインアーティストとして華やかなパフォーマンスを披露しました。彼女は素晴らしい声で来場者を魅了し、地域への愛情を感じさせる歌声で、観客を引き込んでいきました。

さらに、鍵盤ハーモニカトリオ「ＭＫ２」や、関西発のシンガーグループ「ヒューマンノート」、そして地域のダンススタジオ「きらり」のキッズダンスチームや市内の高校生たちも参加し、多彩なパフォーマンスが繰り広げられました。これにより、音楽とダンスを通じた交流が生まれ、参加者同士の絆も深まりました。

コンサートの幕を閉じる最後のプログラムでは、出演者全員が登場し、観客や議員たちと一緒に歌を歌う場面が展開されました。その瞬間、ホール全体が感動に包まれ、心温まるフィナーレを迎えました。来場者たちは一体感を味わい、明るい笑顔を浮かべていました。

参加者から寄せられた感想は、「感動しました」という声が数多く、また、「市民が議場に足を運ぶことができ、身近に感じられるといいな」との意見も上がっていました。更に、「とても良い記念になった」という意見もあり、地域の人々がこのイベントを経て、より一体感を持つことができた様子がうかがえました。

泉大津市に根付いたこうした文化イベントは、地域の結束を促進し、住民一人一人が誇りを持てるような取り組みとして、これからも大切にしていきたいものです。このような趣向を凝らしたコンサートは、今後の開催にもぜひ期待が寄せられます。地域をみんなで楽しむ、この素敵な試みが今後も続いていくことを願ってやみません。