スマートビル業界の未来を拓く台湾との協力覚書締結

スマートビルディングの未来へ向けた一歩

2023年8月25日、東京都内において一般社団法人スマートビルディング共創機構（以下、スマートビル共創機構）が台湾智慧建築協会（TIBA）と協力に関する覚書（MoU）を締結しました。この歴史的な瞬間は、両国におけるスマートビルの進化と発展に向けての重要な出発点となります。

スマートビル共創機構とその使命

スマートビル共創機構は、日本国内のスマートビルの発展を促進することを目的とした業界団体です。竹田真二・阿多信吾の両代表理事が指導する下、この機構は建築業界における最新技術の導入や、より良い環境を作るための共同研究を行っています。技術の進化に伴うニーズへ応えるため、国際的な連携を強化し、持続可能な住環境の実現を目指しています。

台湾智慧建築協会（TIBA）との協力

覚書の締結により、スマートビル共創機構とTIBAは様々な分野での協力を約束しました。両団体は、スマートビルに関する共同研究開発、美しい建築環境を実現するための標準化や認証制度の確立、専門的な技術および学術的な交流を進めることで、両国の建築業界に新たなブレークスルーを促すことを期待しています。具体的には、以下の内容が協力の柱となります。

- 共同研究開発：スマートビルに特化した各種研究の推進。
- 標準化と認証：評価枠組みやグリーン認証制度の共同開発。
- 技術的・学術的交流の強化：相互訪問やフォーラムなどによる知見の共有。
- 産業界との連携：セミナーや展示会、ワークショップの共催。
- 人材開発：専門家を育成するための教育プログラムの実施。

このように、覚書を通じて両者は多角的に協力し、スマートビル関連の発展に向けた新たな道を切り開いていくことになります。

TIBAの役割

台湾智慧建築協会は、台湾国内でスマートビルおよびグリーン建築技術の普及と標準化を図る重要な団体です。この団体は、技術の進展を促進するために、評価基準や認証制度の整備、教育プログラムの提供を行っています。TIBAの活動は、持続可能な建築環境の構築に向けた強力な支えとなっています。

将来に向けた展望

今回のMoU締結は、スマートビルの研究開発や技術の国際的な交流の加速を可能にし、より人間中心の持続可能な建築の実現が期待されます。スマートビルの未来は両国の協力によって形作られ、さらなる革新がもたらされることでしょう。

詳細に関する問い合わせは、スマートビルディング共創機構の事務局（メール：[email protected]）までご連絡ください。