福島県田村地域で進む空き家ビジネスの取り組み
現在、空き家は都市部に限らず地方でも深刻な問題となっています。福島県田村地域でも、この状況を打破するために官民一体となった取り組みが進行中です。今回紹介するのは、地域活性化を目的に設立された「田村地域・空き家の窓口」です。この窓口は、テレワークセンターであるテラス石森内に昨年10月にオープンしました。
地域活性化の起点となる空き家対策
田村地域では、一般社団法人IORI倶楽部と連携し、地域の空き家を利活用する事例の創出を目指しています。特に、会津エリアでの空き家利用に注力しているIORI倶楽部は、田村地域での新たなビジネスモデルを模索しており、地域の活性化に寄与することが期待されています。このような取り組みは、これまでの道のりが平坦ではなかった田村地域にとって、新たな光となっているのです。
第3回空き家活用セミナーの開催
この取り組みの一環として、空き家所有者や不動産関連の事業者を対象としたセミナーが定期的に実施されています。その中でも注目されているのが、第3回目となる「これからの空き家活用ビジネス」に関するセミナーです。
このセミナーでは、コドモエナジー株式会社の岩本泰典氏を講師に迎え、田村地域の空き家をビジネスにつなげる方法について具体的な事例を紹介しながらお話を伺います。空き家をただの管理対象にするのではなく、地域の資源として活用していくためのヒントが豊富に詰まった内容です。
参加の概要と連絡先
このセミナーは下記の通り開催されます。
- - 日時: 2019年2月8日(金)
- - 場所: テレワークセンターテラス石森
- - 講師: コドモエナジー株式会社、岩本泰典氏
- - 主催: 株式会社ジェイアール東日本企画
- - 協力: 一般社団法人IORI倶楽部、一般社団法人Switch
- - 後援: 田村市、三春町、小野町
参加希望の方は、田村空き家の窓口へ問い合わせしてください。
田村地域での空き家ビジネスの未来は、こうした取り組みを通じて広がりを見せています。地域の特性を活かした新たなビジネスモデルの形成が期待される中、積極的な参画が求められています。これからのセミナーで得られる知識を活かし、地域に新たな価値を創出するチャンスに是非参加してみてはいかがでしょうか。