ESGデータ管理を支援する「ASUENE」の新機能追加の背景と利点

ESGデータ管理を支援する「ASUENE」の新機能追加

アスエネ株式会社（本社：東京都港区）が、自社のESGデータを一元管理する新たな機能を「ASUENE」に追加しました。この機能により、企業の脱炭素経営やESG経営が、より効率的かつ効果的に行えるようになります。

機能追加の背景

最近、企業のESG（環境・社会・ガバナンス）に対する取り組みが、投資家や取引先からの強い要望によって重要視されています。具体的には、CDPやSBTなど国際基準に沿った取り組みが求められ、多くの企業がESG関連データを様々な部署で管理しています。しかし、その情報の集約や報告が複雑で、特にExcelなどで分散管理されているデータを統合するプロセスには、かなりの労力がかかることが多いのです。

アスエネは、これまでに10,000社以上にサービスを提供しており、脱炭素経営を支援する実績も豊富です。「ASUENE」には、CO2排出量の見える化や削減、報告のためのサポート機能が揃っていますが、新たにESGデータの一元管理機能が加わることで、企業全体の統合的な経営が実現可能となります。

新しい「ESG管理」機能の特長

1. ESGデータの一元管理
「ASUENE」の新機能には、環境（E）だけでなく、社会（S）およびガバナンス（G）に関連するデータも含まれています。これにより、企業は自社のESGデータを包括的に管理でき、ダイバーシティ指標や労働環境、リスク管理などの情報を一つのプラットフォームで確認できます。

2. 分散データの集約
今までは各部署で管理されていたESGデータを集約し、過去のデータも簡単に引き継ぐことができるようになったため、進捗管理も効率化されます。これにより、データの収集状況を可視化し、回答率なども把握しやすくなります。

3. 国際イニシアチブへの対応
CDPやSBTなど、国際的な基準に基づく報告が容易に行えるようになります。「ESG管理」機能上で項目を管理することで、多様なフォーマットに合わせたレポート出力も可能になり、データ入力の手間を軽減します。

4. ベンチマーク機能
他社の公開情報からデータを参照できるベンチマーク機能により、必要な回答内容や手順を迅速に把握することが可能になります。

「ASUENE」のサービス内容

「ASUENE」は、CO2排出量の算出、可視化、削減、報告を支援するクラウドサービスであり、温室効果ガスやCO2排出量を簡単に扱えるように提供されています。企業のサステナビリティに対する取り組みを後押しし、ESG管理の負担を軽減する役割を果たすことから、多くの企業にとっての強力な支援ツールとなるでしょう。

アスエネ株式会社は、脱炭素経営の実現を目指し、ESGに特化した評価や人材派遣サービスにも力を入れています。ホームページでは、ASUENEの詳細な機能や最新情報が掲載されていますので、ぜひ訪れてみてください。アスエネサービスサイト