親子の片づけ術
2024-08-19 11:07:29

親子で進める、物を介した実家の片づけ術とは

親子で進める、物を介した実家の片づけ術とは



実家の片づけは、多くの人にとって避けて通れない課題です。特に、親世代が住む実家には思い出の品や不要なものが詰まっており、片づけに取り組もうとすると、なかなか進まないという悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。これが進まない原因の一つに、親子間でのコミュニケーションのギャップがあります。そのため、親子の関係が悪化することもしばしばです。

このような現実に直面している方々に朗報です。実家の片づけをプロとする渡部亜矢氏が提案する「物コミュニケーション」についてお話しします。少しの工夫で、片づけが楽しく進める方法を知ることができるのです。

「物コミュニケーション」とは?



「物コミュニケーション」とは、物を介して親子の間でコミュニケーションを図る方法です。具体的には、物をただ「捨ててください」と言うのではなく、その物にまつわる思い出やストーリーを引き出しながら会話することで、親に対するリスペクトを忘れず、上手に片づけを進めることが可能になります。物に寄り添った会話を通じて、お互いの感情や価値観を理解し合うことが、スムーズな進行に繋がるのです。

例えば、実家にあった昔の写真アルバムを取り出す際には、「このアルバムって、本当にたくさんの思い出が詰まっているよね。どの時の写真が一番好きだった?」と問いかけることで、親も思い出を語り始め、その後の片づけがしやすくなります。このように、物を切り口にしたコミュニケーションは、サクサクと片づけが進むだけでなく、親子の絆を深める効果もあります。

渡部亜矢氏について



渡部亜矢氏は、一般社団法人実家片づけ整理協会の代表理事として活躍しており、実家片づけアドバイザーの資格を持つ専門家です。長年、銀行や出版社での勤務を経て、片づけに悩む人々をサポートする講座を開講しています。彼女の著書には、『60歳からの「紙モノ」整理』や『人生が整う 片づけの基本』などがあり、多くのメディアでも取り上げられています。彼女の経験と知識を元に、多くの人がスムーズに実家の片づけを進める助けとなっているのです。

書籍情報



渡部亜矢氏が著した新刊「実家の片づけ親とモメない「話し方」」が、2024年8月19日に発売されます。定価は1,650円(税込)です。この書籍では、先に述べた「物コミュニケーション」の具体的なハウツーや、親子の関係性を壊さずに片づけを進めるためのノウハウが紹介されています。親子の絆を大切にしながら実家の片づけを進めたい方には、必見の一冊になることでしょう。

まとめ



実家の片づけは、心の中の葛藤や親子の関係性の悩みが反映されます。しかし、渡部亜矢氏が提唱する「物コミュニケーション」を通じて、コミュニケーションの質が向上すれば、片づけの工程は格段に楽になるはずです。親子で楽しく、時には切なく、心温まるセッションを持ちながら、不要な物を手放す勇気を持ちましょう。お互いにとって意味を持つ空間を作るため、今すぐ片づけに挑戦してみてください。


画像1

画像2

画像3

画像4

会社情報

会社名
株式会社 青春出版社
住所
東京都新宿区若松町12-1
電話番号
03-3203-5121

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。