働き方改革を推進するエルティーシーが新たに展開するオンライン人事サービス「HRディビジョン」

エルティーシー株式会社が新サービスを開始

働き方改革が進む中、エルティーシー株式会社が業界初となる新たな人事専門サービス「HRディビジョン」をローンチしました。この新サービスは、オンラインとオフラインの両方の人事アシスタントを提供するもので、企業が抱える人事の悩みを軽減することを目指しています。多くの中小企業が直面する人材の確保や育成、離職率の改善など、戦略を逆算した成果特化型の支援を行うことで、競争力を向上させる手助けをします。

「HRディビジョン」の特徴と狙い

エルティーシー株式会社の代表である青山真実子氏は、長年人材業界での経験をもとに、「HRディビジョン」を導入した背景について、現在の人材市場の厳しさを指摘します。「特に中小企業は、数年で人事部長を獲得できず、戦略を立てられない状況が続いています」と語ります。彼女は、企業が人事戦略を立てることで、効果的に優秀な人材を引き入れ、育てる環境を整えることが重要だと強調しています。

このサービスの最大の利点は、リアルな人事チームとの連携を可能にしつつ、オンラインとオフラインの相乗効果を活かして中小企業の組織構築を支援する点です。通常の人事チームのコストを半分に抑えつつ、専門知識を持つスタッフが経営戦略に合った組織作りを助けます。

中小企業の声

また、利用企業からの声も集まっています。ダイバーシティヒューマンリソース株式会社のCOO 石丸修氏は、「専属の人事部長を雇うほどではないが、誰かに相談したいというニーズがあった。HRディビジョンの利用を通じて、組織構築戦略を立て、広報や採用活動においても非常にサポートを受けている」と高評価を示しています。

働き方改革の新たなモデルケース

エルティーシーの「HRディビジョン」は、ただのアウトソーシングではなく、組織の成長に寄与する戦略的パートナーとしての役割を果たします。特に、ダイバーシティの推進や、在宅ワーカーとオフラインスペシャリストの連携により、雇用の創出にも寄与します。オンラインでの質の高いアウトプットを求められる現代、企業が新たな労働力を得られるチャンスを生み出します。

さらに、同社は「人事ドクター」と呼ばれるカウンセリングサービスも併営しており、これにより社員のモチベーション向上や離職防止に力を入れています。青山氏は、「HRディビジョンが、まるで社内に人事部が存在するかのような体験を提供できればと思っている」と語り、今後の展望を示しました。

「HRディビジョン」により、中小企業は経営戦略に合った人財の獲得や育成、離職率の改善を実現しやすくなるでしょう。エルティーシーは、このサービスを通じて、多様な働き方のモデルケースを創出し、日本社会全体の雇用促進に寄与するポジティブな影響をもたらすことを目指しています。