特別な秋を楽しむ。「秋の夜散歩2024」国営昭和記念公園で開催

夏の終わりから秋の夜へ

国営昭和記念公園では、待望のイベント「秋の夜散歩2024」が今年も開催されます。このイベントは、秋の深まりを感じながら、夜のライトアップによって華やかに彩られた風景を楽しむ機会となります。今年の開催は、10月31日（木）から12月1日（日）までの約一ヶ月間です。

幻想的な秋の風物詩

秋の黄葉や紅葉がライトアップに照らされることで、より一層美しさを増し、来園者に特別なひとときを提供します。特に、人気の「かたらいのイチョウ並木」や「日本庭園」が幻想的な雰囲気を醸し出し、多くの方々を惹きつけています。今年は、その中でも特に注目されているのが、開苑20周年を迎える盆栽苑の夜間開苑です。

盆栽苑の魅力

2004年に設立された盆栽苑は、日本の伝統文化の象徴である盆栽を楽しむためのスペースです。今年は特別企画として、夜間観賞会が開催されることになりました。盆栽の美しさを引き立てるための独自のライティングが施され、さらに大型プロジェクターを用いたダイナミックな映像投影も行います。これにより、盆栽とデジタル技術が融合した新たな体験が提供されることになります。

夜のライトアップ

今年のライトアップはさらに進化し、音と光が一体となった演出が行われる予定です。「かたらいのイチョウ並木」では、98本のイチョウが300mにわたって連なる様子が特に人気で、写真撮影のスポットとしても有名です。それに加えて、日本庭園では和傘や風鈴を使った美しい演出が施され、訪れる人々を心温まる「和」の空間におもてなしします。

イベントの詳細

「秋の夜散歩2024」の期間中、日本庭園が特別に開放される日もあります。10月31日と12月1日は、特にお得な条件で観賞できるので、多くの人々が訪れることが予想されています。入園は夕方の16時30分から始まり、消灯時間は20時30分ですので、余裕を持って訪れてください。

入園料は大人450円、シルバー（65歳以上）は210円で、中学生以下は無料です。また、日本庭園への入園には別途ライトアップ観賞券が必要ですが、セット券の販売も始まるため、事前にチェックしてみると良いでしょう。