情報セキュリティの新しい考え方を提案する書籍
2020年3月2日、LRM株式会社の代表取締役でコンサルタントの幸松哲也による書籍『そのセキュリティ対策が会社を潰す』が発売されました。本書は、600社を超えるコンサルティング経験を基に、企業が実施すべき効果的かつ持続可能な情報セキュリティ体制の構築手法を詳細に解説しています。
書籍の背景
情報漏えいやサイバー攻撃が猛威を振るう現代において、多くの企業は情報セキュリティ対策を強化する必要性を感じています。しかし、その反面で多くの企業が認証取得や対策実施において悩みを抱えているのも事実です。特にISMSやPマークの取得が、業務の足かせとなっているケースも少なくありません。このようなさまざまな問題に対処すべく、本書は実践的な手法を提案しています。
本書の内容
本書では以下のポイントに焦点を当てています:
1.
情報漏えいがなくならない理由:過去の失敗や原因を明らかにし、無理のない対策を導入することの重要性を説いています。
2.
セキュリティと作業効率の両立:セキュリティ対策と業務効率を両立させる方法について、具体例を交えて説明しています。
3.
正しいセキュリティ対策の実施方法:どのようにして適切なセキュリティ対策を選択し、実行に移すか、実践的なアドバイスが提供されています。
4.
成功例と失敗例の共有:実際の事例を用いて、効果的な対策および失敗の原因について学ぶことができます。
5.
変化に対応したセキュリティ対策:社内外の変化に柔軟に対応できるセキュリティ対策の考え方を示します。
幸松哲也とは
著者の幸松哲也は1976年生まれ、兵庫県出身で徳島大学工学部を卒業後、IT業界での豊富な経験を持っています。特にシステム開発に携わりながら、2006年にLRM株式会社を設立し、以来、数多くの企業の情報セキュリティ体制の構築を支援してきました。彼はまた、ISMS認証審査機関の主任審査員としても活躍した背景を持っています。
LRM株式会社について
LRM株式会社は、“Security Diet”という理念のもと、セキュリティと作業効率を両立させることを目指しています。設立以来、1,600社を超える企業を支援しており、新たにセキュリティ関連サービスの提供にも力を入れています。特に、情報セキュリティ対策の自動化や効率化を目指したサービス「Seculio」は、サービス開始3年で400社以上の導入実績を上げています。
読者へのメッセージ
本書は、ISMSやPマークに興味がある企業、またはこれから取り組む企業にとって価値のある一冊です。具体的かつ実践的な知識を得ることで、企業自身の情報セキュリティ対策を再評価し、改善に向けての第一歩を踏み出すきっかけとなるでしょう。
【書籍情報】
- - 書名:『そのセキュリティ対策が会社を潰す』
- - 著者:幸松 哲也(ゆきまつ てつや)
- - 出版社:幻冬舎
- - 定価:1600円 +税
- - ISBN:978-4344923652
皆様ぜひ手に取って、現代の情報セキュリティに対する新しいアプローチを学んでみてはいかがでしょうか?