フランス進出！都市型コンポストが生ごみ問題を解決する

LFCコンポストの魅力

「LFCコンポスト」は都市部に住む人々のために開発された生ごみの堆肥づくりをサポートする製品です。特に、限られたスペースでも使えるバッグ型というスタイルが魅力。デザインもスタイリッシュで、家庭の中やベランダに置いても違和感がありません。2020年1月に国内での販売を開始して以来、会員登録者数は9,000名を超え、多くの家庭での利用が進んでいます。利用者によるCO2削減量は累計324トンにも達し、取り組みは着実に広がっています。

LFCコンポストは、悪臭や虫の発生を抑える技術を駆使しており、忙しい都市生活でも手軽に導入できるのが特徴です。また、堆肥の受け入れ先の拡大や、利用者向けの知識を深めるための講座を通じて、循環型社会の実現に向けた活動が積極的に行われています。

フランス市場への進出

いよいよ、LFCコンポストがヨーロッパ市場に進出しました。背景には、新型コロナウイルスによる外出規制が影響しており、人々の自炊率が増加。家庭からの生ごみ排出量が急増したことが、都市型コンポストの必要性を高めました。そこで、家庭での生ごみ削減に貢献できるLFCコンポストがフランスでも販売されることとなったのです。

協業の第1弾として、ローカルフードサイクリングが監修した「LFCコンポストセット PARIS エディション」が発売されました。この製品では、ヨーロッパの気候に合わせて厚さ2mmの再生素材を使用し、温度管理にも配慮されています。環境意識の高まりに応じて、梱包材にもプラスチック不使用のリサイクル可能な素材を採用し、持続可能なライフスタイルを推進しています。

今後の展開とコミュニティへの参加

LFCコンポストは、今後も東京やパリをはじめとする主要都市での販売拡大を目指すとともに、地域の市民農園や団体とのパートナーシップを強化していきます。これにより、廃棄物の削減を促進し、食の循環を実現していくことを目指しています。

また、利用者同士のコミュニケーションを促進するため、初心者向けのコンポスト講座や交流イベントも企画しています。これによって、より多くの人々がエコロジー活動に参加しやすくなるでしょう。