鹿児島市がFlapLabo合同会社と立地協定を締結しICT産業を支援

鹿児島市がFlapLabo合同会社と立地協定を締結

令和7年9月1日、鹿児島市役所においてFlapLabo合同会社との立地協定が締結され、地域のICT産業の発展が期待されています。市長や関係者が出席したこの協定式では、FlapLaboの代表社員である田中理氏が登壇し、企業のビジョンや今後の計画について語りました。

FlapLabo合同会社の概要

FlapLabo合同会社は、2022年1月に設立された企業です。主にソフトウェアのテストと品質管理に特化しており、不具合の早期発見やリリース後のリスク最小化を通じて、クライアントによる信頼性と顧客満足度の向上を実現しています。事業内容は、企業の「業務効率化」や「生産性向上」に寄与し、最近ではAI技術を活用したテストの自動化や効率化に取り組んでいます。

この協定による立地移転は、デジタルトランスフォーメーション（DX）や品質要求の高まりに応じたもので、内部体制の強化を図りながら、外部委託需要にも応える狙いがあります。

新たな拠点について

移転先の新本店は鹿児島市荒田1丁目に位置し、145.01㎡の広さを持ち、令和7年9月からの操業を予定しています。新たに42名の従業員を予定しており、そのうち30名は新規雇用者です。

FlapLaboが提供する事業内容には、ソフトウェアのテストと検証だけでなく、テストに関するコンサルティングや品質管理支援、さらにはテスト教育サービスも含まれます。これらのサービスを通じて、地域の企業が競争力を高める手助けをすることに力を入れています。

鹿児島市の企業支援

鹿児島市では、情報通信業や事務処理センター、コールセンター、デザイン・コンテンツ制作業、製造業など、さまざまな業種で企業の進出を全力で支援しています。これにより地域の雇用創出や産業の活性化を図っており、FlapLaboの新拠点もその一環として大いに貢献することが期待されています。

市は今後も引き続き、ICT産業の育成に力を入れ、地域の特色を活かした企業支援を行っていく方針です。FlapLabo合同会社の取り組みにより、鹿児島市のICT業界が一層盛り上がることでしょう。